漁書日誌 3.0

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五反田遊古会

本当は、五反田をまわって神保町に出る予定だった。が、結局五反田を見ている間にどうにも神保町の閉場に間に合わないということになり、結局五反田をゆっくり見ることに。五反田遊古会の初日。

龍膽寺雄「アパアトの女たちと僕と その他」(改造社昭和5年5月20日6版凾6000円
安川実「ふうらい坊留学記」(光文社カッパブックス昭和35年11月20日初版カバ美500円
叢書ヒストリー・オブ・アイディアズ「天才とは何か」(平凡社)カバ300円
叢書ヒストリー・オブ・アイディアズ「異端の精神史」(平凡社)カバ300円
三田文学」(68.12)200円
別冊国文学「能・狂言必携」200円
歴史読本臨増超人ヒトラーナチスの謎」200円
下から二冊は一階の外で。前々からの残りだと思われるが、紀要や国文学系の雑誌がドサリと並んでいた。で、注文していた龍膽寺雄は当たった。後ろ見返しに記名部を切り取ったような数センチ角の切り取りがあるが凾もまあまあだし、これで所蔵の凾欠と入れ替えられる。それから実はちょっと読んでみたかったミッキー安川のハチャメチャ留学記は嬉しい収穫(あとから知ったが、今は中公文庫で復刻出ていた)。森村桂がどっさりとか、何故か新書判の極美がズラリと並ぶ棚があってそこで新品のようなこれを見つけたのである。またこれは別の棚だが、ヒストリー・オブ・アイディアズも嬉しい。このくらいの値段だとせっせと買うのだが。

近代文学以後――「内向の世代」から見た村上春樹

近代文学以後――「内向の世代」から見た村上春樹

昨日献呈されて届いたもの。感謝。前半の春樹論はまだ読んでないが、後半の「内向の世代」回想記は実に面白く。
以下は欲しい新刊。
文学と文学理論

文学と文学理論