漁書日誌 3.0

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新刊本など

随筆集 一私小説書きの弁

随筆集 一私小説書きの弁

金曜日に東京堂に立ち寄った際、買おうと思っていて探したのだが平積みになっていない。ないなあ、まだ入荷もしてないのか、と、思っていた。本日、所用にて神保町に赴き、夕刻再度覗いてみる。相変わらずない。入口上手の著者五十音順で日本の小説が並んでいる棚を見てみると、一冊だけあった。なんだあるじゃないの。ということでレジで会計して貰いながら聞いてみると、入荷したそばからジャンジャン売れて、もうあと在庫は二冊しかない、とのこと。ということで買ってきた。で、すぐに読んだ。帰りに茶店に立ち寄り、読了。これは文庫にはなるまいというところで買おうと思っていた。まあとにかく、藤沢清造全集第一回配本を心待ちにしている。
さて、古書展にも立ち寄らず、東京堂に立ち寄る前に、田村やらあの通りの店を幾つか。そこでこれを購入。
和魂洋才の系譜 内と外からの明治日本 上 (平凡社ライブラリー)

和魂洋才の系譜 内と外からの明治日本 上 (平凡社ライブラリー)

1050円にて新品同様のを購入。実は下巻の綺麗なのを前に400円で買って持っていたのである。いつか読んでおかなくてはと思いつつ、単行本はそれこそ千円以下で見かけるけれども場所喰いなのがイヤで、ずっとこの版で欲しかったのであった。
そういえば、古書会館で月曜倶楽部の目録を貰ってきて見たのだが、単純に見づらい……何で普通にしないのだろう。前はこういう目録ではなかったような。