漁書日誌 3.0

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巴里bon

石井好子「女ひとりの巴里ぐらし」(鱒書房・コバルト叢書)昭和30年8月15日初版発行。

今日、地元の古書店にて購入。200円。
カバー袖の推薦文は三島のユッキー。オムレツ〜もこの人だったか。
著者が1953年5月から翌年までキャバレーで歌っていた頃のことを中心に書かれている。ただし昭和27年から在フランスだったという。

フランスもの、といえば、石井好子と同じく歌手の佐藤美子の巴里に関するエッセイ集「巴里セレナード」というのが、確か第一書房から昭和の初期に出ていた筈。あれも安ければ欲しいなあとここ数年思っている本だ。確か旦那さんはデザイナーだったかで、ポスターとか雑誌の表紙とか結構あれこれの仕事があった筈。佐藤敬だったか……名前忘れ。