8月も20日を過ぎてしまった。まだ自分の原稿仕事はなにも手をつけられていない。暑さでバて、採点地獄でもう8月も後半になってしまったのは本当に不本意である。
で、古書。今日は月に一度の区民講座仕事があり、その帰りに神保町に出てぐろりや会古書展を覗く。ザッと見て1冊買うかなと思ったが、いろいろ無駄遣いをしているし、棚に戻して、歌舞伎の筋書きを1冊だけ。

三月興行大歌舞伎筋書(昭和26年3月)100円
これは谷崎潤一郎監修、舟橋聖一脚本、久保田万太郎演出の「源氏物語」上演時のもの。ちょうどこの頃は、谷崎訳源氏がベストセラーのように売れて、歌舞伎でも上演となったわけである種のメディアミクス的な状況だったと思う。その参考資料で。
しかしここ数日でネットで買ってしまった無駄遣いがある。

塚本邦雄「感幻楽」(白玉書房)昭和44年9月9日初函帯2350円
石井辰彦「海の空虚」(不識書院)2001年11月25日初版カバ帯1100円
函背が焼けているとはいえ、「感幻楽」も安くなった。所持しているのは、かつて田村書店の外ワゴンで函帯欠のを1300円で買ったもの。これで一応完本に交換できる。三島も読んだものだしこれは持っておきたかった。次の「海の空虚」も三島をテーマにした作品収録の歌集。三島資料として。こちらは天青染。しかし、この夏はあれこれの忿懣を晴らすがごとくに古本に散財しているなあ。