漁書日誌 3.0

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五反田、千駄木、神保町

金曜日、本部古書会館ではフリーダム展、南部古書会館では遊古会古書展。後者に向かう。会場到着が閉場50分前。1階のガレージを漁って見ていると、もう17時半。これはまずいと映画パンフとよくわからない小説本を買って2階の会場へ。ザーッと回ったが、もう少し時間があってゆっくり見ていけば何か面白いものがあったかもしれない。でお会計。

美輪明宏ドキュメンタリー黒蜥蜴を探して」パンフ200円

滝由之介「腐食したブリキの月」(第二書房)昭和33年5月10日カバ帯200円

俳優小劇場パンフ「黒人たち」200円

「アートシアター」57号200円

週刊新潮」創刊号300円

上2点がガレージ購入分。「腐食した〜」は全く知らないが、第二書房でもありちょっとそっち系モチーフがあるかなあと。アートシアターは「ベトナムから遠く離れて」のパンフ。俳優小劇場のは篠沢秀夫訳のジュネ「黒人たち」(他では「黒んぼたち」って題名だったような気がするが)。寄稿文の桂ユキ子がジュネとあった時の話が面白い。「週刊新潮」創刊号は前に買って持っているけどこの安さならいってしまう。

で、お次は翌日の土曜日、これまた閉場15分前に会場到着してザッと見た、フリーダム展の購入品。

橋本五作「岡田式静坐の力」(松邑三松堂)大正6年10月25日6版裸500円

ダフネ・デュ・モーリア(山本田鶴子訳)「埋れた青春」(三笠書房昭和15年12月15日限定400部たとう函印500円

今日はひぐらしの棚が面白かった。岡田式静座法のは、明治末の修養主義ブームのなかで、ある種のオカルトめいた精神主義にリンクしていくトリガーとして岡田式静坐法ってあるよなあと思っていて、それで静座するとどうなるのかってのが出ている本。「埋れた青春」というのは知らなかったのだが、ヒッチコックによって映画化されている。これ奥付に非売品とあり、フランス装のたとう貼函入りという装幀がリラダン「残酷物語」限定版と同じだなあと思っていたらどうも装幀者が同じのようだ。500部中50部が著者肖像玻璃版で、450部が印刷版。これは450部の方だけども記番なし。どうも普及版があっての限定版のようだ。函にシミがあり本にも印があるが500円なら。

「未定」10号1010円

ローデンバック「べギン会修道女博物館」(森開社)新刊4800円

「未定」は目次だけではわからないけれども、これはとピンと来て落札してみたら生田耕作に関する興味深い記述があった。ローデンバックのは頒布限定150部で訳者署名入。連作短編集である。

上記は本日5月17日土曜日、森鴎外記念館で開催された川島幸希講演「献呈署名本の世界」に赴き、参加者のみに頒布されたパンフレット。オールカラーの献呈署名本集のような。そして鴎外記念館カフェで「本のケーキセット」が以下。朝から大雨でどうなるかと思ったが昼には雨足が弱くなり、講演が終わった頃にはやんでいた。このあとフリーダム展に向かったのである。