漁書日誌 3.0

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ギャップの我楽多展

所用を済ませて、16時過ぎくらいに古書会館到着。本日は我楽多展初日。注文品は無し。外は炎暑。名古屋では観測史上初の40度越えだという。東京はといえば、多少曇っていたのもあり、刺さるような日差しはなかったし、うっすらと風もあり。それでもゆうに30度は超えていたと思う。
これといったものもなく、いや金欠なので無くてよいのだが、しかしそれでも数点ピックアップして購入。

須山計一「漫画100年」(鱒書房)昭和31年4月25日初版カバ破300円
高見沢たか子「金箔の港」(筑摩書房)カバ帯300円
「八月十五夜の茶屋」パンフ200円
「狂つた一頁/十字路」岩波ホールパンフ200円
須山計一のは前に「日本漫画100年」という似たようなのを買ったが、当時欲しかった記事ドンピシャのがこちらの本に出ていた。今更だが。「金箔の港」は池長孟の伝記で、前々からケチケチ安く探していたもの。

以下は、昨日意を決して今夏読もうと渋谷のジュンク堂で定価新品購入した本。この3冊で約9000円。高い。高いがゆえに読まなければ元が取れない、というケチ根性に訴えてでも勉強しないと。ホントはインスタグラム写真論も欲しかったが、それは次回。古書ならばバンバン出すくせに、新刊本となるととんとケチになるのはビョーキかもしれない。

ありふれたものの変容:芸術の哲学

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解釈学 (文庫クセジュ)

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写真の理論

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清水文雄「戦中日記」: 文学・教育・時局

清水文雄「戦中日記」: 文学・教育・時局

最後の清水文雄のやつはマケプレで買ったもので、1000円。昨年の青展で笠間のワゴンですでに1500円で出ていたというが、今年の夏前くらいからそのくらいの値段で古書店で見かけるようになり、マケプレではようやく1000円に。ゾッキ的に古本屋へ流れたのかしら。