漁書日誌 3.0

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五反田+愛書会

昨日五反田展に行き、文庫に雑誌と新書のみ購入。今日は雨のなか愛書会に向かうも、終わり15分くらいをザッと見たが買うものが見事にない。結局なにも買わず。

吉屋信子「わすれなぐさ」(河出文庫)200円
吉村徳蔵「現代中学生気質」(三一新書)200円
「批評」11、13号、各200円
図録「村山知義の宇宙」
今日は、現在葉山で開催中の村山知義展に行ってきた知人に図録を買ってきて貰って受け取った。重いものをわざわざ感謝である。これが写真も多く、年譜も論考もあってとてもよいつくり。
で、図録を繰ってみると年表がついている。よく見てみたのだが、昭和32年5月の新派五月公演で村山が脚色・演出した三島由紀夫原作の「金閣寺」が記載されていなかった。三島のものを演出したというのが嫌なのか…ちょうど公演をしている32年5月は、村山が訪中劇団の一員として中国にいた時期であり、名義だけとでもいうのだろうか。しかし当時の新聞記事を見るとちゃんと三島の小説を脚色するのに苦労したとか稽古中の写真とかも出ているのだが…。