漁書日誌 3.0

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映画関係の古書

先日、以前より探していた映画関係のお勉強用の本をネット古書店の検索で見つけたので注文した。それが今日届いた。

京都造形芸術大学編「映像表現の創造特性と可能性」(角川書店)カバ帯2100円
西嶋憲生編「映像表現のオルタナティヴ」(森話社)カバ帯2300円
前者は、定価が七千円くらいする。まあ執筆陣も豪華だし、結構細かく種々のシーンに対応した文章が入ってるナアと思っていたのだが、届いて分かった。デカイのである、判型が。デカ薄で中身は横組み。読みづらいし書架にもおきづらい。せめてB5判くらいにしてくれればいいのに。シリーズで他にもザッと出ているけれども、まあ図書館向きだなあ、と。後者は「日本映画史叢書」というのの一冊。これ、同じ出版社で出ている「日本映画形成期の人と文化」という叢書とすっかり勘違いしていた。特に後者は定価も高いし古書で探すがあんまり見ない。今回のやつは、この叢書の中でも一番興味をひいたものだが、まあ論文集である。ハズレ当たりはどんなものか見当つかないが、まずは拾い読みしていくつもり。ああしかし、なんだかんだ云って、ここのところ激しく浪費している。とうとう八月になったが、八月、金銭的にもつのだろうか。