漁書日誌 3.0

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趣味展には行けず

趣味展初日である。しかし、家を出るのが遅くなったり、どうしても今日中に読んでおきたい文献があり国会図書館などに立ち寄っていたので、結局古書展には間に合わず。ただし、注文品は先に電話で確認しておいた。名越国三郎「初夏の夢」(洛陽堂)初版(外装はカバーだがあるのか不明)8000円と、「塚本邦雄歌集」(白玉書房)初版函帯4000円である。両方ともハズレ。今回の趣味展目録は、他にもワタクシ的にけっこうよい出物があり、あれこれ悩んだ末の注文であったのだが、惜しい。特に「初夏の夢」はここ八年くらいの探求書である。30000円とか出せばあるのだが、やはり一万円前後で欲しい、今回のような値段にてどこかに出ていないかしら。
ということで、東京堂などを見ていく。新刊でちょっと気になっていたのがあったからである。

歳月の鉛

歳月の鉛

天皇制と進化論

天皇制と進化論

心霊写真―メディアとスピリチュアル

心霊写真―メディアとスピリチュアル

キリストの身体―血と肉と愛の傷 (中公新書)

キリストの身体―血と肉と愛の傷 (中公新書)

久生十蘭短篇選 (岩波文庫)

久生十蘭短篇選 (岩波文庫)

この辺は買おうかどうか迷う。取り敢えず四方田のを購入。「ハイスクール」も「先生」も今まで買ってきたし。あとは古書で買うか。いやしかし小山内薫のは新本で買おう。これは楽しみにしていたやつ。実は小山内薫の初期短編は大好きなのである。他にも何かあったような気もするが忘れた。そしてモールへ。
橋川文三「黄禍物語」(岩波現代文庫)600円
一点のみ購入。最近、特に文庫本に関してだが、ちょっと全体的に高くなったような気がするのだが。今までなら600円のものが800円とか、微妙にちょっと買いづらくなった気がするのだが気のせいか。特にちくま学芸文庫とか。新しめの新書本とか。明日の中央線古書展は、ちょっと気になるものもあったのだが目録注文は結局していない。明日は芝居を観に都内に出るので、早めに出て趣味展会場を覗いてこようと思う。