漁書日誌 3.0

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本日の古書

ここのところの古書である。

イーフー・トゥアン「個人空間の誕生」(せりか書房)カバ2500円
岡田晋「映像学・序説」(九州大学出版会)カバ1100円
ロレンス(福田恆存訳)「黙示録論」カバ(ちくま学芸文庫)840円
久野昭「魔術的観念論の研究」(理想社)凾620円
さて、昨日はちょっと必要あってネット古書店に注文した「個人空間の誕生」が届いたが、今日はそれと一緒に注文していた他のネット古書店注文品である「映像学・序説」と「黙示録論」が届いた。前二者は必要があってのものだが、「黙示録論」は福田恆存への興味から、である。送料込みでも定価より200円安かった。相変わらずケチである。そして今日、仕事の帰りに、仕事先の商店街にある古書店にふらりと立ち寄ったら「魔術的観念論の研究」があった。ノヴァーリスの研究書。ノヴァーリスも新しい全集が出たし(既に何年前だ?)、フラグメントの巻は(古書でだが)買った。牧神社のやつは小説以外のあそこらへんが高かったし。しかしもうちょっとこの辺、専門書以外での読み物的なノヴァーリス論のようなものはないものか。