漁書日誌 3.0

はてなダイアリー廃止(201901)を受けてはてなブログに移設しました。

中央線古書展ほか


今日は所用で都内に出たので、ついでとばかりに高円寺の古書展に向かう。が、土日は高円寺に止まらない中央線で、読んでいた本からふと顔を上げると中野駅でドアがしまるところで荻窪まで行ってしまう。まあ折角ここまできたのだからとそのまま下車して、ささま書店にゆく。まあ今日は新書判、文庫判の本のみ。ザッと見て数冊買って、そのまま高円寺へ向かう。
高円寺では、別に注文品もなく、まあ幾つか安いものもあったが荷物になるしやめてしまい、結局文庫のみ。都丸書店も休み。ふと見ると、駅の高架下にあったカレー屋のクロンボがなくなっていた。黒人キャラにクロンボって看板はモロまんまだなあと思った店だったが。阿佐ヶ谷まで歩く気力も無し。一服して帰途。

「シュルツ全小説」(平凡社ライブラリ)初カ帯1050円
三好徹「近代ジャーナリスト列伝」(中公文庫)上下揃カ帯945円
国木田独歩「武蔵野」(杉本梁江堂)明治44年10月30日15版美630円
ロレンス「現代人は愛しうるか」(中公文庫)再カ200円
堀内新泉「立志小説 帰郷記」(磯部甲陽堂)大正10年8月15日縮刷再版裸150円
シュルツは安く探していたのでよかった。「武蔵野」はコンディションがよい。茶色の表紙の重版は持っていたが緑色表紙は今回初めて見た。重版で色々とあるのだろう。帰りしなに、新刊書店にて角川文庫の新刊三島由紀夫「愛の疾走」を購入。角川文庫、三島のエンタメ系はすべて出すつもりか。
そういえば、帰宅したら先日カントロヴィッチを買って、帯の応募券を送った「ちくま文庫ちくま学芸文庫記念復刊フェア読者プレゼント」景品の特製ブックマークが届いていた。

以下、欲しい新刊。

映画というテクノロジー経験 (視覚文化叢書)

映画というテクノロジー経験 (視覚文化叢書)

グラン=ギニョル傑作選―ベル・エポックの恐怖演劇

グラン=ギニョル傑作選―ベル・エポックの恐怖演劇

写真のキーコンセプト 現代写真の読み方

写真のキーコンセプト 現代写真の読み方

「帝国」と美術 一九三〇年代日本の対外美術戦略

「帝国」と美術 一九三〇年代日本の対外美術戦略

迷宮としての世界(上)――マニエリスム美術 (岩波文庫)

迷宮としての世界(上)――マニエリスム美術 (岩波文庫)