漁書日誌 3.0

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酷暑の諸々

地元の古書店やら、ネットオークションやら、ネット古書店やらで、ここのところ入手した本。いやしかし酷暑ではあるんだが、どうも季節感を感じられず、なんだか気持ちの良くない暑さである。

鹿火屋一彦「女体開眼」(美和書院)初版カバ315円
ベンヤミン「ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念」(ちくま学芸文庫)書込あり800円
鎌田彗「ドキュメント屠場」(岩波新書)250円
日名子暁「ストリップ血風録 道頓堀劇場主矢野浩祐伝」(角川アウトロー文庫)250円
ティーヴン・カーン「視線」(研究社)カバ800円
ベンヤミンとカーンはネットオークションで落札したもの。カーンは嬉しいが、ベンヤミンは……。無論少しの差で買い逃して品切れていきなり定価の四倍くらいのプレミアでイヤになっていた・でも欲しい文庫だった。即決800円でやったと思ったら、ボールペン書き込みの嵐。書き込みあると写真も出ていたが、それは鉛筆での書き込み頁で、これなら消せると思ったのが甘かったようだ。なんとも。

さて、週末は都内のギャラリーをはしごした。まずは、銀座の青木画廊にて「秋吉巒・幻想とエロス展」の最終日に駆け込む。それからスパン・アート・ギャラリーにて「耽美と癒しの遊戯展」、バイロスやイカールなど。何故か三島剛なども展示されていた。それから恵比寿に向かい、シス書店にて「夢の結晶力 野中ユリ展」を。ポストカードセット売り切れだったのが残念だったが、こぢんまりとした雰囲気のある空間であった。

しかしここはてなの書き込み画面の改訂、ほとんど改悪。最新OS以外はどうでもいいわ的な態度か。使いづらいことこの上ない。