本日は愛書会古書展の初日。注文品はないが、神保町へ。ネット注文していた本を送料ケチって古書展のついでに店舗へ取りに行ったのである。そして古書展会場へ。17時ごろ。ザーッと回って、特に買うものはなかった。で、帰宅するとこれまた別にネット注文していた本が届いていた。注文していたのはバイロス画集である。

バイロス画集「ヴィーナスの苑」(奢灞都館)1975年7月7日帙少汚1800円
バイロス画集「C.C夫人の閨房」(奢灞都館)1977年7月7日帙付録2385円
奢灞都館から限定970部で刊行されたバイロス画集3冊である。「化粧台物語」は大晦日に届いたもので先に記した通り。普通の上製本カバー装で刊行された画集はとうに持っているのだが、こちらの原書復刻的装幀のものが欲しかったのである。正直、バイロスにはさほどこだわりはないのだが、奢灞都館の出版という観点から必要な資料として購入。学生時代は、これらは1冊12000円とかしていたものだが、今回それぞれバラバラのところから購入して3冊合計約7千円。往時に比べて本当に安くなったものだ。安いなりの状態かなというのは「ヴィーナスの苑」くらいで(焼けている)、他2冊はパラフィン巻いてあったからかけっこうな美本である。これも書き物用の資料。そして次のもネット注文していて今日届いた書き物用の資料。書き物用の資料というのはまさにマジックワードだ。

宇野千代「大人の絵本」(白水社)昭和6年5月15日裸背大傷3650円
これである。総革装三方金、本文灰色印刷、東郷青児挿絵、装幀。これは前々からいつか欲しかった本。江川の白水社時代の仕事である。背がかなり痛んでいて半分くらい革が剥落してしまっている。だからこそこの値段なのであろうけれども。金もないしクソ忙しい最中になんだという感じだが、だからこそ勢いで行ってしまったような感じでもある。書き物用の資料ということでは、次のもかなり大きい。それはまた届いてから記そう。
バイロス画集、カルトンというか帙というかに収まっている無綴じの画集なのだが、却ってこういう無綴じのものって好みのものを額装できたりする反面、ふと書棚から出してパラパラみたいなことが面倒でまず手に取らなくなるだろうなあ。