漁書日誌 3.0

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国際三島由紀夫シンポジウム論集、発売


ワタクシも昨年の実行委員を務めさせていただきました国際三島由紀夫シンポジウム2015がとうとう書籍化、刊行されました。編集委員として関わらせていただきましたが、それぞれの方の発表を単に活字化したというのではなく、関連論文や対談なども改めて盛り込んで、ただの記録ではなく書籍版という形になったのではないかと思います。
国際三島由紀夫シンポジウム実行委員編「混沌と抗戦—三島由紀夫と日本、そして世界」(水声社

混沌と抗戦―三島由紀夫と日本、そして世界

混沌と抗戦―三島由紀夫と日本、そして世界

ワタクシは「三人の写真家と三島由紀夫」として、細江英公、矢頭保、篠山紀信らに撮影された三島のポートレートが、順を追って三島と写真の意味するところが変化していき、没後史において意図を離れて種々の意味を纏いつつも流通していったことについて論じました。
よろしくお願いいたします。