漁書日誌 3.0

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リブロ池袋古本まつり

池袋西武リブロの古書市に行ってきた。二日目。
注文品はなく、サッとみた程度。昨年と棚の並び方が変わっていた。渋谷での金子国義展、新宿での山本タカト展を見てきて最後に池袋に立ち寄ったのでくたくただったってのもある。

阿部昭編「葛西善蔵随想集」(福武文庫)カバ帯500円
松本健一「蓮田善明日本伝説」(河出書房新社)カバ帯500円
風見武秀「人喰人種の国」(二見書房)重版カバ500円
福武文庫の「葛西善蔵随想集」は欲しかったもので、ちょっと高いかなあと思いつつも余り見ないしいいかと購入。ホントは、戦前の改造文庫版「葛西善蔵全集」のエッセイの巻で欲しかったけれど。「人喰人種の国」はインパクトあるタイトルから好奇心で。戦後十年してパプアニューギニアに行った著者の旅行記、といっても、著者自身兵隊としてパプアで生死を彷徨う体験をしており、その時のコネクションやら現地ガイドなどの伝手で入国、探検となったという。
2,3,4と金欠期なので、とりわけ高い買い物はしたくなく、なるべく不急不要の買い物はしたくないのであるが、しかしビョーキと見えて本を買うとなるとついついということがある。なるべく細かいのは抑えたいのだが、お勉強となると買ってしまうものもある。以下は新刊書籍で買ってしまったもの。



谷東急でやっていた金子国義展と新宿紀伊國屋でやっていた山本タカト展。前者は会場でならサイン本売っているだろうと行ってみたが売っておらず。後者はたっぷりあった。
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以下最近興味ある本。
日本仏教 思想のあゆみ (講談社学術文庫)

日本仏教 思想のあゆみ (講談社学術文庫)

批評メディア論――戦前期日本の論壇と文壇

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三島由紀夫 小説家の問題

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映画とは何か(上) (岩波文庫)

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