漁書日誌 3.0

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今日買った本とまえに買った本と

さて、ようよう少しお給金も出たので、新刊広告を見て前々から気になっていた本を買おうということで、仕事帰りに新刊書店に立ち寄った。それがこれ。

偽りの民主主義  GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史

偽りの民主主義 GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史

そう、前にもここで紹介した本。まだパラパラとして見てないが、これが予想以上に面白そうだ。そしてまたこれも前に紹介したが、やっぱり面白そうで買ってしまう。
日本共産党の戦後秘史 (新潮文庫)

日本共産党の戦後秘史 (新潮文庫)

まあそれはよいのだが、以前買っておきながら、紹介の機を逃した本についてもここで。
というか、まずは昨日。渋谷のブックオフにて購入した新書二冊。
一ノ瀬俊也「明治・大正・昭和軍隊マニュアル」(光文社新書)400円
松居竜五ほか編「南方熊楠を知る事典」(講談社現代新書)800円

前者はちょっと高かったかもしれないのだが、今ちょうど高田里恵子「学歴・階級・軍隊」(中公新書)を読んでいて興味をひいたのであった。で、後者はよくは知らないけれども、あれこの本確か、すごくよい本なのにいま絶版になっていると聞く本かな、ということで買う。新品同様のピンピン。確かこれだよなあと些かいやらしさはあれど購入したのだが、やっぱりこれで正解だったよう。面白く読めそうだ。

それから、もうちょっと前になるけれども。

ジョージ・スタイナー「悲劇の死」(筑摩叢書)840円
丹治愛「神を殺した男」(講談社選書メチエ)950円
を購入。「悲劇の死」は結局探し始めてから一年くらい経過しただろうか。前はよく見かけたような気がするのだが、探し始めると、ない。古書検索ではたまに4000円とかで出ていたのだが、それは幾らなんでも高すぎだろうと見送っていた。そりゃあ、場所の節約という意味でちくま学芸文庫版が欲しかったが、これも4000円で出ていて、しかも売れていたりして。本当かよという……しかし、しつっこく毎日毎日古書検索していたら、写真の元版の綺麗なのが840円であった。これぞ適価だろう。それと後者は、こないだだったか、「夜想」の新しいのを買ったら、そこに世紀末論が出ており、マックス・ノルダウだのなんだの論じられていて、個人的に興味津々丸だったのだが、単著があると知って購入。

さーて、そして、この金のない時に注文してしまった、しずおか古本市の注文書。まあ会場までいけないのは仕方ないが、ここ、送料がやけに高くて一括千円。これじゃあ、一冊とか注文したいと思ってもやめちゃうわな。で、京都での若冲展図録5000円とか注文したのだが、結局あたったのは、これ。


塚本邦雄「悦楽園園丁辞典」(薔薇十字社)初版函帯署名歌入3600円
まあ、目録届いた時点ではちょっと金欠統制令施行前だったわけで、そうしたらこれが。無論今まで所持していたやつは即売りましたが。
いやしかしまあ、相変わらず。
明日は趣味展。結局、金欠統制令によってなにも注文しなかったが。