漁書日誌 3.0

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まだ昼間は暑い

お勉強用に買った古書。ここのところ届いたもの。ヤフオク・日本の古本屋・ググって出てきたネット古書店

山口勝弘「ロボット・アヴァンギャルド——20世紀芸術と機械」(PARCO出版)2200円
松浦寿輝「平面論——1880年代西欧」(岩波書店)1500円
関根進「大逆事件異聞 大正霊戦記——沖野岩三郎伝」(書斎屋)1200円

「ロボット・アヴァンギャルド」は、60年代からの日本メディアアート系をちょっと押さえたくって注文したもの。初期のビデオアートとか。パフォーマンス系についても結構筆を割いているのでどんなもんか楽しみではある。パフォーマンスといっても、これ系って、リブロポートから出ていたローズリー・ゴールドバーグの本くらいしかないんじゃない、って思っていた。
「平面論」はよいものだと教えて頂いた本で、ずっと探していた。日本の古本屋も、もう一ヶ月くらい毎日検索していたが出てこず、ネットオークションには出ているけどちょっと割高でイヤな感じであった。で、あてもなくググっていたら知らないネット古書店の目録がひっかかったというわけ。これはどういうものか既に図書館で軽く読んでチェック済みなので期待。
で、最後のは、たまに見ているブログにて紹介されていたので、へえ、と、検索したら出てきたので注文してみた。というのも、沖野岩三郎の本は前によく分からずながら値段の安さに大正期の本を拾ったことがあり、どういうもんなのか少し興味があったのだ。どうも色々と興味深い人物のようだ。今年の4月に出版されたものだが、もう品切れ?のようで、マケプレでは既に定価の倍で転がされていた。ったくという感じだが、まだ三倍とかついていないだけマシか。