チラと駅前の新刊書店を覗いたらあったので購入。
林芙美子よりも、
有吉佐和子への興味から購入した次第。晩年はいろいろとあったけれども、やっぱり初期の頃なんか、TV番組のレギュラーになったりとか、ある種、マスコミを股にかけて活躍した作家の一人、と思うわけです。同じようにマスコミを悪く云えば利用した作家に
三島由紀夫が居ます。昭和三十年代、こうした感じで文壇とは全く違うマスコミの現場で、自ら露出してそのイメージというものを自らの作家像に取り込んでいった最初期の作家(戦後の)だと思い興味があったんですね。ということで、妙に肩入れしたそれではなく、こういうので読んでみようと。まだ中身はあれですが。