漁書日誌 3.0

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本日の新刊文庫

女流 林芙美子と有吉佐和子 (集英社文庫)

女流 林芙美子と有吉佐和子 (集英社文庫)

チラと駅前の新刊書店を覗いたらあったので購入。林芙美子よりも、有吉佐和子への興味から購入した次第。晩年はいろいろとあったけれども、やっぱり初期の頃なんか、TV番組のレギュラーになったりとか、ある種、マスコミを股にかけて活躍した作家の一人、と思うわけです。同じようにマスコミを悪く云えば利用した作家に三島由紀夫が居ます。昭和三十年代、こうした感じで文壇とは全く違うマスコミの現場で、自ら露出してそのイメージというものを自らの作家像に取り込んでいった最初期の作家(戦後の)だと思い興味があったんですね。ということで、妙に肩入れしたそれではなく、こういうので読んでみようと。まだ中身はあれですが。