漁書日誌 3.0

はてなダイアリー廃止(201901)を受けてはてなブログに移設しました。

ゾッキ古書など

ここのところ、ちょっと必要あって戦後実験音楽のことを調べなくてはならず注文した本やら、それとは関係なく十年ほど前にやった美術展の図録を注文し届いたものなど。
川崎弘二「日本の電子音楽」(愛育社)初カバ帯ゾッキ印1860円
図録「ネオ・ダダJAPAN1958-1998 磯崎新ホワイトハウスの面々」(大分市アートプラザ)1470円
後者は、今でもミュージアムショップでしかも定価の半額で販売されている。今でも在庫があると知人より教えられたもの。妙なプレミアのついた展覧会図録は、まずは在庫があるか確認するところからはじまる。
そして今日、神保町の古書モールに立ち寄って購入したもの。
阪本博志「『平凡』の時代」(昭和堂)1600円
竹村民郎「廃娼運動」(中公新書)初版カバー200円
前者は発売当時より古書で安くと狙っていたもの。この間まで1800円だったが、今日いってみると200円値引きされていたので購入。そして後者。この中公新書は一年前くらいにその存在を知ってから探していた。これがなかなか見かけないのである。これは昭和57年初版のものだが、消費税導入定価表示のカバーがついている。在庫分にかぶせたもので、本来初版が出た時にはなかったのだろう。