漁書日誌 3.0

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愛書会古書展

今日は雨から雪になる、という風に予報ではいう。しかしまあ結果からすればそれはなかったのだが、20時頃などは強風に激しい雨でかなり大変であった。
まあそれはそうとして、今日は愛書会初日。注文品があり、それが気になっていた。
ピエール・モリオン生田耕作訳「閉ざされた城の中で語る英吉利人」(奢霸都館)特装限定100、総革天銀、凾付、30000円
これである。まあ結局ハズレたのであるが。しかしまあ、ここのところ澁澤・生田系が相場がた落ちでほぼ底値だなあと思っていたが、これは幾らなんでも安いだろう、と。五年位前は軽く十万を超えていたと思うのだが。学生時代など普通に150000円とかしていたしなあ。挿絵ベルメールだし、この小説自体も好きなものだったので、えいやと注文したのだが、まあこれで懐が助かったといえばそうだが、なんとも残念でもあり、少々複雑でもある。でも今三万円などかなりキツイしなあ、と。そして実は明日の高円寺展でも三万円分注文してしまったのである。これまた相場からするとバカ安な出品物があったので。でもまあ注文殺到だろうし、こちらもやはりハズレだろうなあ。当たったら嬉しいがキツイ。といってハズレたらハズレたでまた残念だし。
ということで、会場をザーッと見て回る。いつもはだいたい30分くらいのものだが、今日はかなり早めに来ていたので一時間以上かけて見たか。とはいえ、会場で買ったものは、こんなもの。

鏑木清方「こしかたの記」(中公文庫)200円
牧野武夫「雲か山か」(中公文庫)525円
雑誌「批評」(1966.8)200円
「雲か山か」という本は全く知らなかったが、著者は「西部戦線異状なし」の頃中公に入社した出版人。あれこれと出版界の思い出が書いてあったので購入。雑誌「批評」は三島由紀夫が編集同人の雑誌。ポチポチと集めているが、これは確か持っていないはず、と、思いきや、帰宅してから確認してみると、既にあった。ガックリ。で、帰宅したら届いていた本。

永嶺重敏「〈読書国民〉の誕生」(日本エディタースクール出版部)カバ1800円
尾高修也「現代・西遊日乗II」(美巧社)
北原白秋「思ひ出」(東雲堂書店)大正2年2月1日第7版カバ2000円
最初のは、これでようよう永嶺の書物関連本はすべてコンプ。前に読んだ「雑誌と読者の近代」などが面白かったので、続けてあれこれ買って読んでいるのである。お次は学生時代の恩師から献呈していただいた本である、感謝。早速読み始める。そしてラストのはネットオークションで落札したもの。カバーもあるしということでつい入札したが、でもあんまりワタクシ白秋は読まないのだよなあ…。