和洋会古書展。入口にいまだとユニクロとかスーパーとかに設置してある顔をカメラに向けると体温を測定するアレが設置してある。古書展によって有人で手に当てて体温測定する場合もあるが、これは古書会館の備品ではなくそれぞれの会のものなのだろう。
で、ザーッと会場を回って購入したのは以下。
大泉黒石「読心術」(万里閣書房)昭和5年2月5日再版カバ欠300円
荒井士郎他「或る特異犯罪」(一粒社)昭和31年7月30日初版カバ帯400円
「輔仁会雑誌」174号(昭和28年12月)300円
「読心術」は表紙と同じデザインのカバーが本来は付いている。観想学なんかにもリンクするかと。「輔仁会雑誌」は三島参加座談会掲載のため。「或る特異犯罪」は「二重無期被告荒井士郎の手記」という副題。婦女暴行殺人放火で6人以上殺している殺人者の手記と弁護人、精神医学者らの論文などを収めた本。吹上佐太郎、小平義雄に並ぶ犯罪者と帯にはあるが、今まで知らなかった。