漁書日誌 3.0

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城南展

城南展古書展の2日目。16時40分頃に会場到着。ザーッとまわる。ゆっくり見たらなにかしらあったのかもしれないが、文庫新書など。

石川六郎「東京朝日新聞小観」(東京朝日新聞発行所)昭和2年4月10日凾欠500円
ブレンターノ「天才・悪」(岩波文庫)帯150円
長谷川伸「生きている小説」(中公文庫)カバ帯200円
堀米庸三「正統と異端」(中公文庫)カバ100円
玉木正之他「ベースボールと野球道」(講談社現代新書)カバ100円
山住正己「日本教育小史」(岩波新書)カバ100円
まあ文庫新書はどうでもいいが、朝日新聞のやつは、昭和2年の新社屋落成記念で出された非売品。当時配ったのであろうか。これが、組織の全体とそれぞれの部署の成り立ちからけっこうまとまっていて当時の感じがよくわかる。まあ資料としてと買ってみたものだが、背の題字というかロゴがモダンな感じでよい。吉田謙吉の「舞台装置者の手帖」みたいなロゴ。
その後扶桑書房に赴き、とりわけ今度の特選古書展の目録についてなどおしゃべり。ワタクシは1点、ちょっと迷う出品物があり、直接出品店に確認しにいった。まあ、神保町の一大イベントではあるが、特選の会場は往時から比べればなあ…というのもあって、まあそれほど期待せず。万年ゲルピンには現場しかないのである。