漁書日誌 3.0

はてなダイアリー廃止(201901)を受けてはてなブログに移設しました。

趣味展ほか

趣味展。ただし今週こそは朝イチにと思っていたのにもかかわらず、仕事などで結局無理で、夕方チラッと顔出したくらい。扶桑棚はもうぺんぺん草も……という状況だったが、それでも一冊、吉屋信子を。

吉屋信子パンフレット「黒薔薇」2号(大正14年2月)800円
丹羽文雄「禁猟区」(白灯社)昭和28年5月30日初版カバ献呈署名入1000円
会場で買ったのは吉屋信子パンフレットと文庫本数冊。これずっと「くろばら」だと思っていたら正しくは「くろしょうび」であった。一人雑誌という体。読者投稿のページなど見るとけっこう男子読者も多い。
それから丹羽文雄のは短篇集であり、「青い街」という銀座のブランスウィックをモデルとした店が舞台となっている短篇を収録しているため購入。こちらはネットオークションで。以前三島の「禁色」について調べていて、同じような舞台の小説はほかにあるのかと探して見つけたもの。たぶん本来は帯あるのだと思う。
そして土曜日。17時半頃神保町着。ちょいと野暮用済ませて靖国通り沿いの古書店を流し、お勉強用の本を2冊購入。あれこれの支払いもあり、給料出たそばからドンドン消えていく。今夏、持つのであろうか。

ステッカー「分析美学入門」(勁草書房)カバ帯4000円
中村三春「フィクションの機構」(ひつじ書房)カバ帯1000円

国語教科書の闇 (新潮新書)

国語教科書の闇 (新潮新書)

安部公房とわたし

安部公房とわたし

本日赴いた地元のショッピングモールでのセールポスター。ロトチェンコしている。