漁書日誌 3.0

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新年初古書

新年初の古書は、昨年大晦日に注文して4日に届いた「壺中有情」で、初店買いは漱石など。神保町の扶桑事務所から古書モール。モールは4階が撤退し5階がいままでよりもパワーアップしたような感じになっていた。

麻生良方「壺中有情」(廣済堂)カバ1000円
中川與一・安芸良夫「回想の昭和文学」(古川書房)1100円
夏目漱石「鶉籠」(春陽堂明治42年7月10日8版カバ欠3800円
徳川無声「明治は遠くになりにけり」(ハヤカワライブラリ)カバ100円
徳川無声「よき友よく時代」(ハヤカワライブラリ)カバ250円
上から二点はネット古書店。ちょいと書き物で必要になった資料として。それから漱石が扶桑で、無声はモールにて購入。ところで「鶉籠」だが、表紙は薄いエメラルドグリーンだった気がするけれどなあと思ったら、重版では写真のような薄いベージュに色が変わる由。かなり綺麗であり近年までカバーがついていたものか。

新潮社からもうすぐ「(霊媒の話より)題未定: 安部公房初期短編集」が刊行されるらしい。

(霊媒の話より)題未定―安部公房初期短編集

(霊媒の話より)題未定―安部公房初期短編集