漁書日誌 3.0

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日曜は雨

昨日の土曜日は、山中湖の三島由紀夫文学館で開催されたレイクサロンに参加。富岡幸一郎氏の講演「三島由紀夫と吉本輶明」があったのだが渋滞に巻き込まれ想定外の大遅刻でほとんど聞けず仕舞いあった。しかし近々このテーマで新著を出す由。
そして本日、朝から雨。すずらん通りでの出版社による放出など漁りたかった。しかしまあ昨日は行けなかったし神保町は諦めている。諦念を後押しするかのような雨に少しは救われる(雨で出版社のやつは中止になるのである)。といっても、はなから行ける筈もなかった。特選前に注文していた本などが届き、支払いもあるのであった。金欠戒厳令を超えて、要古書処分令である。早々に古書を幾つか売却しなければ。いつまで続く自転車操業

ポール・ド・マン「美学イデオロギー」(平凡社)カバ帯3500円
濱下昌宏「主体の学としての美学」(晃洋書房)カバ1050円
宮崎裕助「判断と崇高」(知泉書館)カバ5775円
最後の「判断と崇高」のみ新品定価購入。これはアマゾンポイントが少したまっていたので安く買えたもの。「主体の学…」は、知らなかった本だが、新刊書店でチラと見かけて日本の近代美学史をおさらいするのにちょうどよい感じであったので注文したもの。しかし横書きが読みづらい…。もうしばらく何も出来ない。