漁書日誌 3.0

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紙魚展

紙魚展二日目。
閉場80分前に到着。今日は比較的ゆっくりと見られた。注文していた安藤更生「銀座細見」(春陽堂)初版カバ付5000円はハズレ。でまあ、ザッとまわって購入したのはちょいとお勉強用のものばかり。お勉強というか時期をかなり逸したもののような。

吉見俊哉編「カルチュラル・スタディーズ」(講談社選書メチエ)カバ300円
北田暁大「嗤う日本のナショナリズム」(NHKブックス)カバ帯署名300円
鈴木謙介「ウェブ社会の思想」(NHKブックス)カバ帯300円
椹木野衣「日本・現代・美術」(新潮社)重版カバ500円
バルベ・ドルヴィイ「オニックスの印章・レア」(森企画)カバ300円
泉鏡花「三味線堀」(籾山書店)明治44年2月15日再版凾欠4500円
上から四冊が会場で購入したもの。「日本・現代・美術」は文庫で出ないかと念じつつケチケチと探していたのだがこの値段ならばと。田村の外台で買ったバルベー・ドールヴィイのは久々の翻訳物。解説も細かくよいのだが、ただしやっぱり横組みは読みづらいなあ、と。で、鏡花の胡蝶本は帰りに立ち寄った扶桑にて購入。所持本の入れ換え用である。初版は同年1月1日発行。