漁書日誌 3.0

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杉並展やら中央線沿線やら


久々に高円寺へ行く。中央線沿線はしばらく行っていなかったのだが、今日からの杉並古書店で、目録注文したものが当たったからである。

山崎晃嗣「私は偽悪者」(青年書房)昭和25年2月20日初版帯欠2000円
ドナルド・キーン「日本語の美」(中公文庫)カバ帯100円
井上一馬「ブロードウェイ・ミュージカル」(文春新書)カバ100円
ドルナー「[美術]を超えて」(勁草書房)カバ帯100円
注文品は「私は偽悪者」。所持品が状態があまりよくはないのでコンディションアップを狙って注文。だがこれもあまり…。会場では文庫と新書を。それからドルナーのは、別にマケプレ注文したもの。新品のようにきれいだが100円なのね。
で、せっかくここまで来たのだからと、ついでに西荻荻窪にも遠征することにした。18時過ぎ。既に真っ暗である。しかしそれにしても今日は風があって寒い。まずは西荻音羽館を覗く。それから荻窪ささま書店を覗く。じっくりと1時間ずつ。後者がまずかった。


岩井克人貨幣論」(ちくま学芸文庫)カバ200円
岡田温司デスマスク」(岩波新書)カバ帯400円
加藤和彦「優雅の条件」(ワニブックスPLUS新書)カバ帯250円
小島信夫「私の作家評伝」(en-taxi30号附録)250円
ドレイファス他「ミシェル・フーコー構造主義と解釈学を超えて」(筑摩書房)カバ帯2625円
ルジュンヌ「自伝契約」(水声社)カバ3150円
ブプナー「美的経験」(法大出版局)カバ帯1680円
丹治愛編「批評理論」(講談社選書メチエ)カバ帯525円
米沢有恒「芸術を哲学する」(世界書院)カバ帯315円
リースマン「孤独な群衆」(みすず書房)カバ帯105円
大岡玲篠山紀信 目玉の欲望」(毎日新聞社)カバ帯105円
寺山修司「迷路と死海(新装版)」(白水社)カバ帯840円
鎌田慧「椎の若葉に光あれ」(岩波現代文庫)カバ315円
貨幣論」は都丸書店で。その下の新書2冊と「私の作家評伝」は音羽館で。それ以下はささまで。明らかに買いすぎである。ちょっと探していたお勉強用の本が揃って予想していた価格よりも下で並んでいたからである。しかし何をやっているのだ、と。帰りにちょっと食べていこうかなどという予算もない。というか明日から金欠警報発令である。