漁書日誌 3.0

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からっ風のなか五反田展

昼間はそうでもなかったのが暗くなってからはからっ風吹きすさび体感温度がグッと下がった今晩。国会図書館で決定版全集未記載の対談やらなにやらコピーして、17時過ぎに競歩の感じで五反田へ向かう。
五反田古書展初日。といっても、汗だくになりながら17時55分に到着。注文品はない。18時過ぎてもお客がうろうろしていたので、これ幸いとそのわずかの間も逃さず棚に目を通すも、やはり数分で見つくすというのは無理な話で。ちょっと黒っぽい棚などもありホントはじっくり見たかったのだが、二冊購入したのみ。それから駅反対側のブックオフを覗き文庫を三冊購入。帰宅すると先日ネットオークションで落札した本が届いていた。

松浦寿輝「不可能」(講談社)840円
木田元ハイデガー」(岩波現代文庫)500円
坂口安吾「白痴・青鬼の褌を洗う女」(講談社文芸文庫)105円
井田博「日本プラモデル興亡史」(文春文庫)105円
天野ミチヒロ「放送禁止映像大全」(文春文庫)105円
小谷野敦もてない男浮雲」(河出書房新社)300円
十川信介「落葉のはきよせ」(私家版)550円
久松健一「書物奇縁」(日本古書通信社)990円
上二冊が会場、105円文庫がブックオフ、下三冊がネットである。「不可能」は三島由紀夫が生きていたら的小説でそれこそブックオブで探していたもの。それから「落葉のはきよせ」はもともと定年記念で出そうとしていた私家版。ちょいと読みたいと思っていたのだが、配布本だからなのか古書では見かけたことが無かった。
以下、興味あるこの頃の本。

ヒタメン  三島由紀夫が女に逢う時…

ヒタメン  三島由紀夫が女に逢う時…

革新幻想の戦後史

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日本短編映像史――文化映画・教育映画・産業映画

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ラーメンと愛国 (講談社現代新書)

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