漁書日誌 3.0

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扶桑書房一人展目録

今日、第4回扶桑書房一人展の目録が届いた。この一人展も、もう四回目である。月日が経つのは早い…。で、今回は、ちょうどクリスマスイヴ/クリスマス当日はぐろりや会であり、一人展は26日の日曜日開催というのがいつもとちょっと違うところ。



私見だが、今回は閨秀作家小特集の観がなくもないというような。巻頭には樋口一葉唯一の生前刊行本「通俗書簡文」袋付、「文芸倶楽部」臨時増刊「閨秀小説」袋付、与謝野晶子舞姫」「夢の華」極美カバー、その他、若松賤子、日向きむ、大塚楠緒子、岡田八千代片山廣子等々がズラリと出ている。矢田津世子著書一括、野溝七生子著書一括なんていうのも目に付いた。
ほか、鏡花やら風葉やらの木版装幀本・完本もズラリとあり、珍しい袋やカバーやらもカラー図版で確認出来る。他にも定番的なというか、豪華なレア本としては、「歓楽」(発禁の方)井上唖々宛献呈署名本、私家版「墨東綺譚」毛筆献呈署名入、初出雑誌への荷風神代種亮書き込み本といったようなもの、それから道造「暁と夕の詩」特製帯極美、草野心平「廃園の喇叭」、モダニズム系雑誌やら、そういったものがズラリ。尾崎紅葉「多情多恨」(春陽堂)初版かぶせ凾付が5万円などといったお買い得な品などが出ている。