漁書日誌 3.0

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大消費前日

地元繁華街にある、いつも覗く古書店へ行く。

永田雅一「映画道まっしぐら」(駿河台書房)初カバ焼350円
高村光太郎「芸術論集 緑色の太陽」(岩波文庫)350円
明治文学全集79「明治芸術・文学論集」(筑摩書房)凾月報700円
以上を購入。ようよう年が越せそうななけなしの給金が入ったので、ここのところ買ってしまっている。明治文学全集はやっぱりこのくらいの値段で欲しいところだ。それと、昨日新刊書店で買ってしまったもの。

日本哲学小史 - 近代100年の20篇 (中公新書)

日本哲学小史 - 近代100年の20篇 (中公新書)

未踏の時代 (日本SFを築いた男の回想録) (ハヤカワ文庫JA)

未踏の時代 (日本SFを築いた男の回想録) (ハヤカワ文庫JA)

後者を早速読了したが、中に、日本でSF作家国際大会を開こうと走り回っていた時の回想があり、一応仮の個人支援者として、安部公房と共に三島由紀夫の名があった。「美しい星」を発表し、山野浩一の「X電車で行こう」を読み未読の連載前半を読みたくて「宇宙塵」の柴野氏にバックナンバーを希望したというし、おそらく…というものであろう。それとも確約があったのであろうか。それはともかく、本当は、中公新書ではほかにも欲しいのがあったのだが、ぐっと我慢の子。なるたけ古書で買う決心。最近出たウンベルト・エーコのデカイ二冊のやつも欲しいが、あれも古書探し。
25日はぐろりや会、26日は松屋銀座と新宿京王とまわり、それで古書納めか。いや、ネットで注文してしまったものがまだ届いてない。