漁書日誌 3.0

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趣味展とか(再掲版)

趣味展の初日である。

夕方赴く。取り敢えず1時間くらいかけて会場をひとまわり。こんなものを買う。

唐木順三「無常」(筑摩叢書)重カバ600円

ドナルド・リチイ「映画芸術の革命」(昭森社・二〇世紀芸術叢書)昭和33年7月20日初版カバ500円

小苅米けん「葡萄と稲 ギリシア悲劇と能の文化史」(白水叢書)初カバ450円

「文章世界」明治39年3月15日発行創刊号口絵欠400円

まあ「文章世界」が安い。風景画の石版口絵欠だが400円ならば、口絵などいらない。唐木と小苅米はお勉強用。そして、注文品。

三島由紀夫「盗賊」(真光社)昭和23年11月20日初版10000円

どうだろうなあと思っていたが、なかなかコンディションよかった。写真の通りシミは出てしまっているが、近年まで元パラがついていたものか、シミ以外の汚れはないようだ。背が読み込まれてU字型になってしまってはいるが、焼けはないし。ちょっと前なら倍以上してもおかしくないものであろう。今この出費は正直キツイのだが。

さあ、週末は松屋浅草か。注文品はどうなっているだろうか。

17時半頃会場を出てから、半蔵門線で渋谷へ向かう。今日はシネマヴェーラ渋谷の劇画映画特集を見に行くのである。ということで、「銭ゲバ」(1970)と「0課の女 赤い手錠」(1974)を見てきた。前者は御存知から十郎主演。結末が中途半端過ぎて笑えました。続編を考えていたからあんなにも中途半端な終わり方だったんでしょうか。

明日は蒲田駅前図書館主宰の文学講座「三島由紀夫——生と死」を聞きに行きます。

いまちょっとだけ文章に手直しして、ぱぱんとリターンキーを叩いたら、何故か削除されてしまいました。レス寄せて頂いたBBさんごめんなさい。ワタクシのレスもろとも消えてしまいました。