漁書日誌 3.0

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ネット注文の古書など

今日の古書。

古書を買ったり、あれこれの支払いなどしていたら、もう金欠気味である。和洋会、城南展と続くのに。
写真は、昨日今日と届いたもの。
エイベル「メタシアター」(朝日出版社)カバ900円
雑誌「幻影城」(1978.6-7)1000円
「日米日常会話」(西日本新聞社)昭和20年11月1日発行、500円
ちょっと悲劇について考えることがあり、「メタシアター」を参考にした。図書館で出してもらうとちゃんと読みたくなり、注文したというわけ。「幻影城」は、「村上芳正の華麗な世界」の特集頁があるもの。それだけの目的。三島由紀夫の〈豊饒の海〉装幀原画やら、決定版全集未収録の三島の村上讃なども掲載。恥ずかしながら今までこの未収録文章は知らなかった。活字ではなく原稿(というかスケッチ帳に書いてある)の写真なのである。それから、「日米日常会話」。安いなあと思わず注文してしまう。発行元から推測出来るように、これは九州でのもの。こういうペラッペラ冊子が、当時、闇市なんかで売られていたのだろうなあ。
それと、献呈して頂いた本。感謝である。簡便にして要を得た生涯の足跡。評伝でありながらも、著者のスタンスもハッキリして読み応えがある。

豊饒なる仮面 三島由紀夫 (日本の作家49)

豊饒なる仮面 三島由紀夫 (日本の作家49)