漁書日誌 3.0

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奢霸都南柯叢書

ホフマン/石川道雄訳『黄金寶壷』(南宋書院)昭和2年3月15日発行。
凾欠、800円。

これは冒頭の日夏耿之介の言葉。

でもこれは今日のぐろりや会で拾ったものではない。
強風のせいで、電車がストップ、本来ならば国会図書館へ立ち寄って、その後に古書展会場を覗いて・・・などと考えていたのに、そうはいかなくなり。
駅へ着いて、ダッシュ気味で会場へ向かって着いたのは閉場4分前。何とも情けなや。会場では何も買えず。その後立ち寄ったK堂にて求めたものである。
そういえば、前に田村で凾欠を見かけた時は、確か4200円だったように記憶する。ウウム高いなあと見送ったのが、もうかれこれ7年位前だったか。



これは奥付裏の広告。
実際、この叢書、何冊でたのか。第2編の『タル博士とフェザア教授の治療法』までは出ている。その後は未刊だろう。

しかし今日は寒い。春一番は、えてして、こんなものである。