漁書日誌 3.0

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演劇

こころで聴く三島由紀夫II

三島由紀夫文学館主催「こころで聴く三島由紀夫II」@山中湖村公民館2013年7月6〜7日 ・レクチャー・ワークショップ(講師/篠本賢一) ・リーディング「班女」(演出/小林拓生)制作・J-Teater ・朗読「夏のぶんげい」「伝説」他。 ・リーディング「葵上」…

三島作品近頃の上演

■shelf volume15『班女/弱法師』 2013年6月28日〜30日@d−倉庫 構成・演出/矢野靖人■劇団四季「鹿鳴館」 2013年6月2〜29日@自由劇場 演出/浅利慶太 影山/平幹二朗■美楽舎「朗読劇画 三島由紀夫篇(「卒塔婆小町」「大障碍」)」 2013年6月22日@The Art…

本の散歩展

散歩展である。今日は予定が狂い、もうちょっと早く到着する予定が閉場15分前の到着となってしまった。一階も、学術系の高そうな本が200円などで列んでおり、おおと思いきや全てペンの線引きありなど。布装の改造文庫2冊と線引き本を1冊のみ買って二階会場へ…

メモ:三島演劇

Ort-d.d公演「わが友ヒットラー」@駅前劇場、今日が千秋楽。知らなかった。知っていたら金曜か土曜にでも行ったのに……残念。 前に上演された「美しい星」もそうだが、「ぴあ」みたいなものがなくなって逆に全部ネットになってしまうと、ピンポイントでその…

地球空洞説など

今日は神保町の和洋会と五反田の遊古会とまわってから、夕方に池袋で芝居を…などと考えていたのであるが、実際は寝過ごし、古書を吹っ飛ばしてそのまま芝居の会場に行かないと間に合わないという感じになってしまった。 ということで、流山児☆事務所公演「地…

サロメほか

平野啓一郎訳、宮本亜門演出「サロメ」@新国立劇場。本日マチネ。(以下ネタバレ的に書きます) まず舞台が奈落に水を張り水牢となっており、その上が舞台という二重構造、その上で、紗幕で舞台奥の食堂と手前の応接室と区切って垂直、水平と共に二重構造に…

連休に向けての三島演劇

まずは新橋演舞場での五月花形歌舞伎夜の部にて「椿説弓張月」上演。5月1〜25日@新橋演舞場 為朝は染五郎である。 **************************** そして翌月には明治座で明治座創業140周年記念新派の「黒蜥蜴」がある。 6月1〜…

城南展+サド侯爵夫人

さて、本日は城南展初日。中井英夫「虚無への供物」初版カバ帯10000円なんてのが出ていて申し込もうかと思ったが持っているし諦めたり。それで会場をザッと回るも、これといったものもなく新潮新書「暴力団」など最近の新書を2冊購入したのみ。上記左に写っ…

赤坂金閣など

三島由紀夫原作、宮本亜門演出「金閣寺」凱旋公演@赤坂ACTシアター 昨年地震前に初演を観に行って、今度は再演版である。明らかに印象が変わった。それもその筈で、上演時間が30分くらい短い。前半などはよりテンポアップしていたし、後半も盛り上がりのク…

細江英公展+満珍全席そして黒蜥蜴情報

昨日たまたま銀座などに出たら、それぞれ初日の展覧会があったので立ち寄ってきた。 細江英公展「鎌鼬」@BLDギャラリー まずは「鎌鼬」で、その次が「シモン私風景」、「おとこと女」等といったふうに写真集別に別れて展示があり、5月まで続く。「薔薇刑」…

和洋会+女優X

和洋会二日目。閉場1時間前の16時頃会場到着。ザッと見て、二点ほど購入。 市田ヤエ「京をんな」(六月社)昭和32年8月15日発行プラカバ外凾900円 新派筋書昭和32年7月500円 「京をんな」については以前に記したけれども、今回は段ボール外凾がついて綺麗な…

今週の古書+朱雀家の滅亡

ここしばらくに買った古書。だいたいマケプレなど。1円などというのも二冊ある。ちょっと必要あって調べているTVメディア関連の新書に、三島由紀夫がキャラクターとして出てくるコミック複数。そういえば三島没後直後に週刊誌で劇画三島由紀夫の連載とかあっ…

橋口五葉展+「金閣寺」凱旋公演

会期ギリギリになってしまったが、ようよう千葉市美術館で開催されている橋口五葉展(6月14日〜7月31日)に赴いて来た。約100年ぶりに公開という「黄薔薇」(今回のチラシなどに用いられている)の展示ほか、かなりの数の鉛筆デッサンや手紙、手帖、それから…

今日届いた本

こないだきた扶桑書房目録で注文した古書が届いた。平日、仕事から帰宅したら普通に届いており、もういいところは売れてしまっているのではないかなと思ったが、注文したものは全て残っていた。 山岸荷葉「紺暖簾」(春陽堂)明治35年10月16日初版表紙少痛口…

三島由紀夫作「朱雀家の滅亡」新国立劇場で今秋上演!

新国立劇場2011/2012シーズン【美×劇】―滅びゆくものに託した美意識―(「朱雀家の滅亡」「イロアセル」「天守物語」) 「朱雀家の滅亡」http://p.tl/EuaD 2011年9月20〜10月10日◎新国立劇場小劇場 作/三島由紀夫 演出/宮田慶子 出演/國村隼、香寿たつき、…

趣味展*追補:三島演劇

17時までの臨時スケジュールでやっている国会図書館で後日複写を受け取ってから神保町へ。国会図書館の前の桜、つぼみが出かけているという感じでした。 で、神保町。趣味展初日。本当は、目録に出ていた未来派展の図録3000円とか注文したかったのに忘れてお…

ミシマダブル:わが友ヒットラー観劇

芝居は13時開場の13時半開演。開演10分前くらいにシアターコクーンに到着、席は2階席だがど真ん中、しかも通路側で便利。 幕開き、装置なんかはほぼ「サド候」と同じ。 搬入口を開けて渋谷の外を見せ、ガラス張りの装置を黒ずくめのスタッフが持って来てセ…

まど展ほか/神奈川芸術劇場「金閣寺」観劇

書窓会最終日。注文品無し。30分くらい閉場間際の会場を回る。幾つか欲しいものもなくもなかったが、この金欠時に無用とばかりに棚に戻す。で、結局文庫本を。 「太宰治全集」(ちくま文庫)1,2,4,7,8,9巻各200円 山岸外史「人間太宰治」(角川文庫)20…

ミシマダブル:サド侯爵夫人観劇

今日は渋谷東急Bunkamuraのシアターコクーンで初日を迎えたミシマダブル「サド侯爵夫人/わが友ヒットラー」の「サド候」を観てきた。当初、チケット発売即完売でどうしようと思ったが、思った通り投機目的も少なからずいたようで簡単に定価以下でネットオー…

Mと古書

本日および明日は、東京バレエ団公演「M」モーリス・ベジャール演出・振付、黛敏郎音楽、が、東京文化会館である。ということで、初日に今日行ってきた。前々回の時に見に行ってから、もう十年も経過。その後2005年にやっているので、今度で観るのは三回目…

和洋会チラ見

和洋会古書展の二日目。初日はイケズ。初日に行った友人は、かなりの収穫があったようで、先日の趣味展といい、行けなかった時に限ってよかったとの話を聞く。隣の芝は青いということか。以下はチャラッと覗いてひとまわり、購入したもの。 井上円了「妖怪談…

ぐろりやと阿呆

本日はぐろりや会古書展二日目。昨日は午後芝居を観に出かけたので神保町には来られず。で、古書展だが注文品もなく、チラリと一回りしての収穫は以下。 クレイバラー「グロテスクの系譜」(法政大学出版局)カバ500円 飯干晃一「仁義なき戦い」(角川文庫)…

探索後のヒットラー

今日は芝居を観に都内に出るので、どうせソワレだし、その前に昨日不揃いだった「三人」を探索して掘り出してやるぞ、という勢いで神保町は古書会館に立ち寄る。その時、16時45分。 同人誌「三人」(8号)200円 「映画評論」(70,2/70.5/74.7)各200円 小堀…

オペラ鹿鳴館

世界初演オペラ「鹿鳴館」池部晋一郎作曲@新国立劇場 上記の公演の本日千秋楽に赴いた。 歌うには台詞が長すぎるので、オペラ用にテキストを直してやったもの。しかしまあ、そもそも「鹿鳴館」自体がオペラに向いていたというべきか。「午後の曳航」なぞよ…

強風の日の本

安部公房スタジオ「仔象は死んだ」パンフ800円 福永武彦「病中日録」(鼎書房) 橋本治「言文一致の誕生」(朝日新聞出版) 綿谷雪「近世悪女奇聞」(中公文庫) 安部公房のパンフはネットオークションで落札したもの。英文。アメリカでも公演したからか。台…

散歩展と邪宗門

散歩展である。初日である昨日行こうと思っていたのだが、国会図書館でグズグズしておりイケズ仕舞い。注文していた西武美術館で1992年にやった「未来派1909-1944」展図録1500円もハズレ。やっぱり注文殺到だったらしい。まあそれはそうと、今日は芝居を観に…

演劇と映画

さて今回は、ネット古書店に注文していたものが届いたのと、芝居を観に早稲田に行ってブックオフで購入した文庫本のみ。 ジャン・カスー「黄昏のウィーン」(奢霸都館)函帯極美3500円 内田裕也「俺はロッキンローラー」(廣済堂文庫)カバ300円 「黄昏のウ…

古書と盲人書簡

ネットオークションも不況か。これぞというもの以外は何も売れない感じである。とかいいつつ、ここ数日でネット古書店に注文して届いたものが以下。 フェリシア・ミラー・フランク「機械仕掛けの歌姫」(東洋書林)2300円 三田照子「ハリウッドの怪優 上山草…

京王新宿歳末古書市

さて、今日は新宿京王の初日である。注文品は二つの店に合計三点ほどあった。そのうちひとつがハズレたのだが、初日前に当落を知らせるファクスが届いた。もうひとつの店からは電話があった。なんとも恐縮だが、フシギな感じでもある。抽選で当たってから、…

五反田+田園

五反田遊古展初日。 行きがけに今日届いていた松屋浅草の目録を読みつつ、会場にはいつもより早く到着。といっても、今日はこの後の予定があり三十分も会場を見ていられない。注文品もなく、ホントにザーッと見るのみ。 平野嘉彦「ホフマンと乱歩 人形と光学…