漁書日誌 3.0

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泉鏡花

扶桑書房

神保町、扶桑書房へ赴く。雑本として格安商品が並んでおりあれこれ物色。結果、以下を購入。 大橋乙羽編「和洋礼式」(博文館:日用百科全書1)明治29年2月26日5版、袋と木版口絵欠800円 吉井勇「水荘記」(東雲堂書店)大正元年10月29日初版、カバ奥付欠300…

神田古本まつり2010

昼夜逆転的生活をしているせいか、早朝起きてということに不慣れである。身体的にという意味で。だから、朝一に駆けつけようと思うと、まず寝付けず、結句ドロドロの寝不足で古書展会場に列ぶことになる。今年も青展は列んだ。昨年は本当のヒットで、年々よ…

愛書会、晩夏

国会図書館の帰りに神保町、愛書会展へ。初日である。注文品はない。閉場20分前に会場に到着、ザーッと見る。特にこれといって買うものがない。出費が抑えられたということでよしとしたい。 陳奮館主人「江戸の芸者」(中公文庫)200円 鈴木博之「東京の[地…

青展戦果・古書会館篇

青展である。神田古本まつり特選古書即売展。 今朝は七時に起床、仕度、出発。会場の本部古書会館到着は九時少し過ぎ。その時点で八人目。やはり開場十五分前くらいになると続々とお客が列をなす。十分前に入口のガラスドアが開けられ、階下の会場入口まで。…

雨の日の袖珍本

一昨日届いた扶桑書房目録より注文したものが届いた。 泉鏡花「粧蝶集」(春陽堂)再版凾欠痛スレ4800円 全体的に、羽二重の鮮やかな緑色が褪せてしまっているが、思ったほどは状態は悪くはなく、よかった。むろん小村雪岱木版装幀。実は前にこれよりももっ…