漁書日誌 3.0

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扶桑目録

逃しの趣味展

本日は趣味展初日。いつものように朝イチだー、のつもりでいたのだが、疲労が溜まっているのか昨夜の寝不足か起きられず、結局会場に到着したのは正午過ぎとなった。既に扶桑書房の棚は、最下段が取り外されている(つまりそれだけのものが全て売れたという…

袖珍本から高円寺

先週ふいにきた扶桑目録速報であわてて注文した本が、木曜日だったかに届いた。いわゆる袖珍本2冊である。和服の袂に入るくらいの即ち今でいうところの文庫本みたいなもの、という簡単な理解をしているが、正確なサイズというのもべつにないのであろう。鏡花…

長袖の9月

ここのところグッと温度が下がり、半袖では肌寒いような陽気。9月に入ったばかりとは思えないような気候でもあるが、暑くも寒くも無いちょうど良い季候なのかもしれない。 で、先週来た「扶桑書房目録速報」での注文品が届いたので、まずはそれから。 内藤千…

七夕下見に池袋リブロ

土曜日。明治古典会棚原古書大入札会の一版下見2日目。川島幸希氏の「初版道場」の付き添いのような形で同行。漱石生誕150年ということもあろうか、例えば漱石の子規宛て書簡3通とか(文末に「子規庵」印あり。昔売却されたものだ)、他にも書簡、原稿、英国…

買った本、いただいた本

いただいた本。もうかなり前にいただいていたにもかかわらず、ここでの紹介が遅くなってしまったもの。 反戦後論作者: 浜崎洋介出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/05/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る浜崎洋介「反戦後論」(文藝春…

桜も散った古書

先週は、散歩展には行けず本部会館でやっていたフリーダム展をチラと覗いただけ。しかもフリーダム展を知らずにぐろりや会と勘違いしており、思わず帳場の人に封筒を渡してしまったのであるが、あれは困っただろうな。 関山和夫「仏教と民間芸能」(白水叢書…

白蟻と盲目

現在新国立劇場小劇場にて上演中の三島由紀夫作「白蟻の巣」に行ってきた。 演出/谷賢一 出演/平田満、安蘭けい、石田佳央、村川絵梨、半海一晃、熊坂理恵子 3月2〜19日(この後、兵庫、豊橋を巡演) マチネのあとにトークショーがあるのである。おそらく…

窓展+扶桑

金曜日。窓展初日である。いつもならば、朝イチで列ぶのであるが今日は仕事で行けない。仕事どころか、いろいろと原稿の〆切などもあって徹夜状態でフラフラ。なんとか午前中の仕事を終えて、お次は外苑前へ。13時より映画「美しい星」の試写会。ちょっと話…

三島由紀夫の旧蔵書を掘り出した

窓展である。 窓展の目録が来たときに、少しだけ余裕があったものだからそしてまた珍しいものが目録に出ていたというのもあるが、いったれと普段なら注文しないような少しお高めのものを注文してしまっていた。財布の管理が出来ない病気である。そして会期が…

今週末の怒濤

金曜日。 神保町の古書会館ではぐろりや会古書展、五反田の南部古書会館では散歩展が初日を迎えていた。昼過ぎの列車に乗るために、神保町は諦めて五反田に向かう。家を出たのが遅かったためもあり、チラッと一周しただけであったが、散歩展の会場は「書物展…

明治学生気質

明治学生といっても、明大学生ではなく明治時代の学生という意味である。 先日届いた扶桑書房目録で注文した本が届いた。実はちょうどネットオークションでも同じような全く違う本を落札したのが届いたばかりであり、共通項が明治学生なのである。まずは昨日…

夏は暑い

先日、月曜日だったかに届いた扶桑書房目録で注文した本が届いた。今回の目録はいつもの〝速報〟とは異なり、写真版で原稿なども出ている。明治期の外装付の本があれこれと出ているが、まあ今の相場と比べるとかなりの良心的価格(といってもワタクシのよう…

刺青邂逅

先日、いつものように突然来た扶桑書房目録速報、じっくり見て注文したのは帰宅した午前0時過ぎであった。まあ、もうこの時間になってしまっていれば、よいところは売れてしまったであろうという諦観に浸りつつも目録の頁をめくっていった。 すると「新思潮…

五月の雪国に紅葉

ちょいと所用で地元繁華街に出たついでに、久々によく行く古本屋を覗いたらオッというものがあったので購入。 濱谷浩「雪国」(毎日新聞社)昭和31年3月30日初版カバ凾欠1500円 田村泰次郎「わが文壇青春記」(新潮社)昭和38年3月20日初版カバ500円 写真集…

散歩展

先日来た扶桑書房速報目録の注文品が届いた。 正直正太夫「緑雨集」(春陽堂)明治43年2月18日初版、凾欠4000円 これである。幾つか他に欲しいものもあったが全て売り切れ。これで凾もあるとなあと思う。表紙に縦に折れ筋が入っているが、これはデフォで入っ…

気温上下の古書

扶桑書房の速報目録が来たのが月曜日であったか。突然来る。いろいろと欲しいものもあったが、金欠時でもありお手頃のものを1点だけ注文。それが昨日届いた。 宇野浩二「我が日我が夢」(新潮社)昭和2年8月10日初版凾欠2500円 若林姫路校訂「賎のおだまき」…

雪の線路とはならず

寒いは寒いが、この週末、東京に雪は結局降らなかった。そういえば、先日扶桑書房目録速報で注文した本が届いた。 小川未明「雪の線路を歩いて」(岡村書店)大正4年4月10日初版4000円 縦長の変形判で661頁もあるけっこうガッシリした本。こういう縦長の判型…

連休あけなにがし

今までも何度か趣味展当日に目録到着ということはあったが、こないだの趣味展当日に届いた扶桑目録速報で注文した本が連休明けの今日届いた。 尾崎紅葉・泉鏡花「なにがし」(春陽堂)明治29年5月29日第3版口絵序文欠痛3000円 今回は他にも幾つか欲しいところ…

らぼくつや

先日来た扶桑目録速報の注文品が届いた。 川崎長太郎「裸木」(砂子屋書房)昭和14年8月10日凾5000円 泉鏡花「通夜物語」(春陽堂)明治34年4月19日初版袋欠口絵欠少痛印3500円 川崎長太郎は、嘉村礒多とかあの辺のもっと先に行き着いた感じという印象を持っ…

月曜の笛

金曜土曜と趣味展に行って、そして月曜日には扶桑書房目録速報である。 前触れなしにフッと来ている、即チェックして一刻も早く電話、という注文スタイルはいつものことである。今回は、在庫のあったもの1点買いだったが、5千円くらいの3点行くかとも思って…

桜の谷崎潤一郎展

4月3日、翌日より開催の谷崎潤一郎展@神奈川近代文学館に赴いた。 実は数点展示物を提供していたりするので、開催前日の内覧に招待されていたのである。強風のためちょっと散ってしまったが、桜もまだ見頃である。 20度前後の暖かい日。14時から主催者挨拶…

冬の趣味展

趣味展初日。いつものように、9時40分頃古書会館に到着すると、会館前に列んでいるはずの行列が全く見えない。あれれ、もしかして期日を勘違いしていたかと一瞬思ったのだが、寒いので早めにドアを開けられたようで中に行列していたのであった。それでも、今…

台風直後の目録と〈日本オルタナ文学誌1945-1969〉

先日の台風18号東京直撃で、午前中が直撃といった事態になったものの、午後は台風一過のさわやかめな気候となった。そのあとである、扶桑速報が届いたのは。いろいろと欲しいものはあったのだが、逡巡し結局一点狙いで注文、無事商品はあって、それが本日届…

夏のノフラージュ

先月末に来た扶桑書房目録速報で注文した本と、それとは別にネット古書店に注文したものが届いた。 清水澄子「さゝやき」(宝文館)昭和2年5月1日105版凾欠2000円 井東憲「地獄の出来事」(総文館)大正12年4月8日8版凾欠1525円 「さゝやき」が扶桑目録で注…

真夏の扶桑目録

先日届いた扶桑書房古書目録速報にて注文した本が届いた。あれやらこれやら、かなりお買い得なものも出ていたがことごとく売れていて、1点のみ確保。 泉鏡花「参宮日記」(春陽堂)大正3年1月1日発行背欠凾欠8000円 背欠が惜しいけれども、この価格でそれ以…

金曜日の爆弾

さて18日の金曜日。所用ででかけなければならず、古書展にも行けなかった。そして突然の扶桑書房目録速報降臨。今回もまた、あれこれも目移りしたが、制限のある予算のなかからこれと思ったものは運良く残っており注文。そして今日届いた。 梶井基次郎「檸檬…

殻とか邯鄲とか

前回のエントリにも書いたけれども、金曜日の深夜に帰宅してみると、扶桑書房目録速報が届いていたのであった。まさか今日とは……先着順だしこの時間じゃと諦め半分で真夜中にファクスを入れた。で、月曜日である。3点注文したうちの1点が届いていた。他2点は…

正月明けの古書

月曜日の夕方、扶桑書房の目録速報7号が届いた。が、仕事のため見たのは帰宅後の夜。あれとかこれとか、既に売り切れてしまった後であった。それでも、と、注文した雑誌が一冊。 「文芸文化」昭和19年8月終刊号2000円 稲垣足穂「天体嗜好症」(春陽堂)昭和3…

台風一過

こないだは扶桑書房目録速報5号が突然来て、結局注文品はなかったのだが、やはりどうしたって萩原朔太郎『月に吠える』大正6年初版で挿画全て欠というのが6500円であったりしてこれは欲しいとなり、といってもまあこれは殺到で既にないだろうなあと注文すら…

愛書会と扶桑速報

金曜日、愛書会古書展初日。午後に立ち寄る。これというものがなく、100円の文庫本を2冊購入するにとどまる。 水曜日、扶桑書房目録速報が来た。が、外出していて帰宅した夜中に気づく。しかも翌日はぐっすり寝てしまい、そうだ注文と気がついたのは夕方にな…