漁書日誌 3.0

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アート

酷暑の諸々

地元の古書店やら、ネットオークションやら、ネット古書店やらで、ここのところ入手した本。いやしかし酷暑ではあるんだが、どうも季節感を感じられず、なんだか気持ちの良くない暑さである。 鹿火屋一彦「女体開眼」(美和書院)初版カバ315円 ベンヤミン「…

再度白金の土曜

昨日金曜日、ぐろりや会開催中の神保町には出られなかった。まあ注文品もなかったのだが、今日は国会図書館での調べモノやら庭園美術館やらで、時間が余ったら神保町に出ようと考えていた。 ちょうど今、庭園美術館でやっている「ロトチェンコ+ステパーノワ…

週末困惑

銀座のヴァニラ画廊で開催中の「人造乙女博覧会II」、いわゆるラブドールの展示で、「盲獣」じゃないけれど触感開放のも一体あり、実物見てみたいと行ってきた。まあ、平成の生人形といったところ。だが、顔がみんな子供ばっかり。もうちょっと嗜好性あれこ…

「小村雪岱とその時代」展ほか

2月14日まで埼玉県立近代美術館で開催中の「小村雪岱とその時代」展に赴いた。 そのうちそのうちと思っていて、なんとなく今日はあいていたからというのもある。だが本当は、どうもそろそろ図録の在庫が心配になったからというのが大きい。金曜日神保町で知…

村山槐多(没後90年)ガランスの悦楽

村山槐多展@渋谷区立松濤美術館:明日まで。 国会図書館、本日は17時までだが、その後、18時までの我楽多展に行くか、入場は17時半までの松濤美術館へ行くか逡巡した。で、結局松濤に赴く。 「村山槐多全集」も持っているし、草野心平の「村山槐多」も持っ…

図録!

展覧会図録で、ずっと、安めに欲しいと古書店を探しているものがある。かつて池袋のセゾン美術館でやった未来派展のである。大体いまのところ古書相場は一万円前後。確かに、未来派関連って、何故かよい書物がないような気がする。ファシズモに繋がるから忌…

眠りとアフリカの印象と落下と

さて、今日は神保町のぐろりや展と五反田の遊古会の初日である。 実は、どちらにも注文を入れていた。今日は夜に芝居を見に行くので、かなりタイトなスケジュール。ということでまずは五反田から。といっても会場到着は1630頃か。まずは外を見る。中公文庫品…

古書展+永井荷風展+七戸優展

16時過ぎの神保町古書会館。 本日はぐろりや会二日目。会場も閑散としている。会場の本もなにげに少ない感じ。活気がない上に本もドサリと抜けている棚が目立ったりして、熱心に棚を見られないという心持ち。注文品もなかったが、まあそれでも、えいやと拾っ…

愛書会古書展など

本日は愛書会古書展の初日である。 しかし、今日は古書展の前にちょっとどうしても寄っておきたいところがあった。銀座のギャラリー椿である。お目当ては現在ここで開催中の「幻想美術コレクターズコレクション」展。澁澤龍彦などの影響を受けたコレクターが…

城南展の土曜

所用で神保町に赴く、16時頃。 注文品はないが、城南展の会場を50分ほどまわる。 で、そこで買ったのが、以下。 松永伍一「川上音二郎」(朝日選書)525円 石井良助「江戸の刑罰」(中公新書)210円 倉橋由美子「人間のない神」(角川書店)昭和36年4月20日…

小雨の中、本

今日届いた本および買った本。 安部公房「けものたちは故郷をめざす」(新潮文庫)110円 ジャン・ガッテニョ「SF小説」(文庫クセジュ)250円 松岡心平「宴の身体」(岩波書店)300円 上記二点は今日外出した際にいつも覗く古書店にて購入。新潮文庫の安部…

我楽多展+暁斎

先日、京都国立博物館(正確にはそこの図録扱いショップ)に注文していた「絵画の冒険者—暁斎 近代へ架ける橋」展の図録が届いた。定価は3500円である。 これをいま、日本の古本屋で検索すると、5000円というのと6000円というのが出てくる。ネットオークショ…

七夕下見+松井画集

まずは「松井冬子画集」(エディシオン・トレヴィル)特装版から。16800円。六月に予約した成山画廊から本日宅急便で届く。 成山画廊予約分は、希望者には献呈署名が入る(通常は画家署名のみ)、せっかくなので入れて貰った。 輸送用段ボール外函入り。本体…

漫画と芝居

午後、所用で神保町に出、17時半に神保町を出る。田村書店の外台だけ見た。欲しいものは何もなかった。 半蔵門線で表参道まで出る。昨日からはじまった、山田勇男個展に赴く。 場所は、骨董通り奥のハンティングワールドを右折したところにあるビリケン・ギ…