漁書日誌 3.0

はてなダイアリー廃止(201901)を受けてはてなブログに移設しました。

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

扶桑の胡蝶本祭+まど展初日

清水の舞台から飛び降りる覚悟で臨んだといったら大げさに受け取られるかも知れないが、低所得でワーキングプアな人間にとって本日の古書の総額はそれこそ大変なものだ。正しく「大変」である。しかし、ここはいっとかないと駄目でしょう、という現場に出く…

三島関連の舞台ほか

■オペラ「班女」 本日が楽日だった三島由紀夫原作+細川俊夫作曲オペラ「班女」@サントリーホール。初日は若干当日券あったようだが、今日は楽だったからか当日券の発売なしで見られなかった。が、パンフレットだけもらってきた。無論、当日券ないとわかっ…

ぐろりや会

本日はぐろりや会古書展の初日である。 今日は目録注文品があった。しかしハズレた。帰山教正「活動写真劇の創作と撮影法」3版3800円というものである。しかしまあこの本なあ、初版と再版では中身が変わっているし、おそらく再版と三版を比較検討すると幾つ…

本日の新刊文庫

女流 林芙美子と有吉佐和子 (集英社文庫)作者: 関川夏央出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/08/20メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見るチラと駅前の新刊書店を覗いたらあったので購入。林芙美子よりも、有吉佐和子への興味から…

渋谷東急大古本市

さて今日は、渋谷東急の初日である。といっても、注文品はない。しかも初日といっても朝一で列ぶというわけでもない。ただ夕方に会場に赴いた、というだけである。 しかしまあ去年も書いたと思うけれども、ここはけっこう広い。池袋リブロの倍はあるのではな…

リブロ池袋本店夏の古本まつり+地下芝居

今日は沢山ある。 まずはリブロ池袋の古本まつり。しまった、というのは、今気づいたのだが、肝心の注文品の抽選結果聞くのを忘れていた。まあ夜は芝居を見に行く予定で焦っていたのであろう。その上今朝は、ドドドとネットオークションで落札したものも一気…

図録!

展覧会図録で、ずっと、安めに欲しいと古書店を探しているものがある。かつて池袋のセゾン美術館でやった未来派展のである。大体いまのところ古書相場は一万円前後。確かに、未来派関連って、何故かよい書物がないような気がする。ファシズモに繋がるから忌…

古書会館を出ればどしゃ降り

本日は城北古書展の初日。 注文品はない。国会図書館の帰りに、いつもの如く、閉場20分前くらいの時間に駆け込む。会場をザーッと見る。全体的にちょっと黒っぽい棚もあったので、じっくり見たらなにかあったのかもしれないのだが、このザーッと急いで、とい…

八月の古書

ここのところ買った古書。 サイデンステッカー「立ちあがる東京—廃墟、復興、そして喧噪の都市へ」(早川書房)初版カバ1600円 戸板康二「久保田万太郎」(文春文庫)200円 福岡隆「日本速記事始」(岩波新書)200円 中村歌右衛門・山川静夫「歌右衛門の六十…