漁書日誌 3.0

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2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の本

昨日届いた本。安部公房・荒野の人 (Seishido brochure)作者: 宮西忠正出版社/メーカー: 菁柿堂発売日: 2009/09/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る著者より献呈していただいた。感謝。初の評伝との由。早速読み、読了。実…

中央線古書展+尾崎翠

尾崎翠の新世紀@日本近代文学館、午後の部に赴く。なかなか凝った今回のイベント用パンフが配布されていた。写真手前の濃紅の。講演とシンポジウム。今回「アップルパイの午後」の出品協力をさせて頂きました。会場外のGケースのです。薔薇十字版も出帆社…

桜はまだの趣味展

写真は国会図書館前の桜である。わずかにほころびはじめた、というような感じである。ここのところ雨やら気温低下もありまだしばらくかかるのではないか。 まあそんなことはどうでもよいのだが、今日は国会図書館で新聞雑誌単行本とちょっと調べモノをしてか…

五反田遊古会にて進駐軍

金曜日。本当は神保町での下町展に立ち寄ってから、と、思っていたけれども時間的に無理そうなのでやめて、五反田へ直行。五反田遊古会初日である。注文品は二点、そのうち一点のみ当たり。 まずは一階の外台をザッと見ていく。何故か知らないが、西部邁の単…

ネットで買う古書

やはりネットを介して古書を購入するという機会は、ここ五年くらいでグッと増えた。もちろん、ネット古書店(ネット上の古書検索)をはじめとして、これにはネットオークションというのもあるだろう。何よりも検索しやすいというのがある。これが画期的だ。…

三軒茶屋からサンシャイン

サイモン・マクバーニー演出「春琴」@世田パブのマチネを観てから、一路池袋へ。今回のは再演で、去年の初演時に出演していたヨシ笈田氏の代わりに、下馬二五七氏が。演劇実験室◎天井桟敷の初期メンバーで、確か「午前中の時間割」なんていう変な映画でみた…

愛書会古書展など

本日は愛書会古書展の初日である。 しかし、今日は古書展の前にちょっとどうしても寄っておきたいところがあった。銀座のギャラリー椿である。お目当ては現在ここで開催中の「幻想美術コレクターズコレクション」展。澁澤龍彦などの影響を受けたコレクターが…

オペラ「鹿鳴館」

今度三島由紀夫の「鹿鳴館」をオペラ上演するという。新国立劇場である。いやまあしかしチケット代を何とか工面しないとなあ。今週末はサイモン・マクバーニーの谷崎潤一郎原作「春琴」を観に出かけるが、昨年の劇評など見ると、何とも。

本日の古書

「タマラ・ド・レンピッカ」(リブロポート)1000円 岩田準一「男色文献書誌」(岩田貞雄)昭和48年9月1日配布、凾2000円 前者はネットオークションで落札。レンピッカの手頃な作品集が欲しかったので。本書に収録されている「アドリア海の海賊より」と献呈…

西部展

高円寺、西部展。花粉飛びまくりの晴れた土曜日の午後。 注文品はない。閉館の18時まで一時間かかって会場内を漁る。とはいえかんばしい収穫はなし。 白洲正子『世阿弥』(講談社文芸文庫)420円 色川大吉「自由民権」(岩波新書)180円 井出孫六「秩父困民…

雨の城南展

雨脚は強い。なにか靴の中がジトッとするような気分の中で、城南展会場に16時過ぎくらいに到着。 注文品はなし。まあじっくりと一周するも、特にこれというものはなかった。なんとなく買ったのはいつものように文庫とか選書本くらいか。 中村古峡「変態心理…