漁書日誌 3.0

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2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

雨紙魚展

本日は紙魚展の初日である。雨。 注文品はひとつ、大手拓次「藍色の蟇」3150円というもの。おいおいおい、復刻の間違いじゃとも思われるが、そうではないようにも思われ、出品店は以前「お艶ころし」初版を5250円で出した店でもあり、本物だろうと思われた。…

恵比寿で実験映画を

昨年出た新刊書で、ようよう古書でひっかかったので購入したもの。密やかな教育―“やおい・ボーイズラブ”前史作者: 石田美紀出版社/メーカー: 洛北出版発売日: 2008/11メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 255回この商品を含むブログ (40件) を見る「やおい…

荻窪など

ちょっと所用で中央線沿線に出たついでに、余った時間で荻窪駅を下車して古書店をまわろう、などと考えていた。夕方、バスロータリーのない方の口に出てみる。もうしばらくぶりの荻窪ではあったが、しかしなんとはなしにきれいになったような印象。前はもう…

このアプレ!

ぐろりあ展初日。 注文品はない。国会図書館に17時過ぎまでいて、急いで半蔵門線にて神保町へ。会場には17時45分頃到着。ザーッと見ていく。「和魂洋才の系譜」500円とかあったが、これは平凡社ライブラリ版で欲しいんだよなあとスルー。結局大したものも買…

とりあたま

昨日、最寄りの繁華街に出た折に、いつも立ち寄る古書店を覗いて買ってきた、新書、文庫など。 佐藤卓己「言論統制」(中公新書)350円 中山茂「帝国大学の誕生」(中公新書)250円 鈴木博之「日本の〈地霊〉」(講談社現代新書)250円 亀井俊介「新版 ナシ…

土曜日、神保町15時42分

今日は暖かい。やはりマフラーすら持参しなかったのは正解であった。13時27分。起床。寝坊。そして結局、本日の神保町行き主目的たる映画には間に合わず。 現在、神保町シアターにて開催中の「東宝文芸映画の世界」にて、これはと前々から思っていた「現代の…

文庫版新刊のジレンマ

絶版品切れでどうしても欲しい本をようよう古書で探し出して入手すると、何故か入手した途端に増補版とか新訳版が文庫で出るというのはどういう皮肉か。こないだの「冬物語」もそうだが、そういうことがままある。また、そこまでくやしい状況というわけでは…

リブロ池袋春の古本まつり

いままであまり初日には駆けつけなかったような気がするリブロ池袋古本まつりだが、しかしそんなこともないか。以前、池袋西武のイルムス館の脇の階段のところに並んだことがあったような気がする。あれはもう四、五年くらい前だったろうか。だが、会場には…

まど展!

まど展初日。 まあいつものように閉場一時間前に会場に到着したが、今回の印象は、なんというか、プチ青展的な感じであった。古書に関しては、あくまでワタクシが蒐集しているような文学書関係では、ネットオークションでもこういう状態が続いているような。…

アレレ・オケラ

いや実はお金がないから困っているこの時期にまたこんなものを買ってしまう。やはりビョーキなのであろう。 篠山紀信「オレレ・オララ」(集英社)初版背少褪色署名入3000円 近頃大道だ川田喜久治だ細江英公だと写真づいていて、その勢いからかもしれない。…