漁書日誌 3.0

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2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

芸能資料として・・・

ちょっと所用で池袋に出て、通りすがりに覗いた古書店。閉店間際で、ゆっくり見られる時間もなく、サーッとチェックしただけだったが、何気なくポンと放り出しているようにおいてあった本のタイトルが目に入った。 「洋子へ 長門裕之愛の落書集」(データハ…

五反田展+中央線展

五反田遊古会の二日目。 注文品である寺山修司「犬神家の人々」(読売新聞社)2000円はハズレ、谷崎潤一郎「磯田多佳女のこと」(全国書房)初版凾磯田家献呈本2500円というのはあたった。というか他に注文者なし。 谷崎の筆ではないことは確か。右下に「礒…

文庫・新書

たまたま仕事の帰りに覗いた新刊書店にて。 三橋順子「女装と日本人」講談社現代新書 太田尚樹「伝説の日中文化サロン 上海・内山書店」平凡社新書 塩見鮮一郎「貧民の帝都」文春新書 小林信彦編「横溝正史読本」角川文庫 葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」…

まだ昼間は暑い

お勉強用に買った古書。ここのところ届いたもの。ヤフオク・日本の古本屋・ググって出てきたネット古書店。 山口勝弘「ロボット・アヴァンギャルド——20世紀芸術と機械」(PARCO出版)2200円 松浦寿輝「平面論——1880年代西欧」(岩波書店)1500円 関根進「大…

和洋会/パンフの呼称

和洋会古書展最終日。 午後、会場を覗く。注文した「六世中村歌右衛門展」図録2000円は当たり。1998年にやったものだが、学生だった当時、受講していた古典演劇関係授業の先生から招待券貰いながら結局いかなかったのを後に後悔。このキンキラキンの図録も、…

詩集「京をんな」

先日ある古書目録で注文した古書が届いた。 市田ヤエ詩集「京をんな」(六月社)昭和32年8月15日発行、限定1500部記番、カバー付、1600円である。 外装は、どうも段ボールの凾が付いているらしいがそれは欠で、タイトルなどを印刷してあるビニルカバーがつい…

趣味展とか

趣味展初日。 注文品はなし。いつものように遅くなり、閉場五分前に到着。時間がないのでほぼ扶桑の棚のみ見る。 で、結局拾い出したのがこの雑誌一冊。「文章倶楽部」(大11・1)1000円。表紙絵は懸賞の斎藤勇。 お目当てはその内容で、表紙を見ただけでこ…

「人間の証明」追記

先日の9/1付日記の追記として。 昨夜書架を整理して、ほこりだらけの古書目録を一部を残してゴミに出そうとあれこれやっていたんですが、無論保存の方の明治古典会七夕古書大入札会の目録に、平成13年度のがありました。お、これは、たくりんさんが教えてく…

小雨の中、本

今日届いた本および買った本。 安部公房「けものたちは故郷をめざす」(新潮文庫)110円 ジャン・ガッテニョ「SF小説」(文庫クセジュ)250円 松岡心平「宴の身体」(岩波書店)300円 上記二点は今日外出した際にいつも覗く古書店にて購入。新潮文庫の安部…

スコブル

頗る非常大博士のことを知ったのは、確か田中純一郎「日本映画発達史1」(中央公論社)であったと思う。 東京堂で立ち読みしたのに前回書き忘れていたが、今日、新聞広告を見て思い出した。駒田好洋の本が出たのである。頗る非常!―怪人活弁士・駒田好洋の巡…

愛書会ほか

愛書会古書展である。 夕方、閉場50分前くらいに開場に到着。注文品はない。ザーッと会場を見ていく。 で、拾ったのがこれ。大江健三郎「孤独な青年の休暇」(新潮社)昭和47年9月5日18刷200円 界外五郎「恐喝[かつあげ]銀座男爵の告白」(季節風書店)昭…

記念で作った総革本

いつも覗いている古書店に立ち寄って、こんな本を購入した。 森村誠一「人間の証明」(角川書店)昭和52年7月20日発行の第18版。700円。外装無し。 ただし、総革、天金、署名入りである。 なんだこれは、と思って、おそらく何百万部?いったその記念本だろう…