漁書日誌 3.0

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2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

まど展のあとは雨

まあ、こんなもんなんかを購入。そもそも、注文していた矢野目源一「美貌処方書」2500円はハズレた。キンキラキンの確か和綴じの豪華本。ただし内容は美容指南みたいなもんだけれど。会場に到着したのが閉場五分前だったので、あまりよく見られず。それでも…

雨の日の池袋

豊島区舞台芸術センターあうるすぽっとにて公演中の「冬物語」を観劇。シェイクスピアの「冬物語」未読だが、舞台の完成度も高く、久々に堪能出来た舞台であった。シチリア王役の俳優の存在感が特に目立った。ユル・ブリンナーかと(禿頭だったので)。 それ…

安部公房と団鬼六

地元繁華街に出たので、いつも覗く古書店に立ち寄る。新潮文庫の安部公房が十冊くらい入荷していたので、持っていないものを三冊購入。 安部公房、新潮文庫ですべて揃えようと、チビチビと古書店で見つけては買っているのです。「他人の顔」から「カンガルー…

土曜日の文庫と映画

実のところ、昨日ここに記した足穂全集が気になって、性懲りもなくまたぐろりやの会場にいってみたのだけれど、さすがに売れていた。そりゃ売れるわなあ。 で、会場をサッとまわったけれども、何も拾わず。あるいはこれがいけなかったのかもしれない。 古書…

ぐろりや会+岩波文庫

ぐろりや会古書展。 本部会館。国会図書館で昔の雑誌「ヤングレディ」とか調べたりして、その後神保町へ出る。会場に到着したのが17時10分くらい。ぐろりや会は、棚の列が昔と同じである。昔、というのは、新しくなった古書会館の前、旧古書会館の時のことだ…

少し涼しくなった八月の午後

ネットオークションで落札した本などが届いた。 手前の中公新書のみ、ちょっと繁華街の古書店を覗いて買ってきたもの。350円。小田部雄次「華族」。さて、ネットオークションも確実に古書入手の手段になっている。いわゆる新古本だとか写真集だの何だのある…

田園の憂鬱

先日の、「都会の憂鬱」カバーを紹介した日記で、前にここで紹介した「田園の憂鬱」のカバー……などと書きながら、ここでそんなことはしていなかったことが判明、というか、単なる勘違い、ということで、ネタもないので今回はこれを紹介、という次第。 佐藤春…

東急渋谷大古本市+目録品

本日は東急東横渋谷大古本市があるので都内に出る。 といっても、それだけのために出るには電車賃が勿体ないということで、これにかこつけて国会図書館でちょっと調べモノをする。いや逆か。 デパート展は、閉店時間が古書会館と比べて遅いというのが唯一の…

リブロ池袋夏の古本まつり+目録

早い者勝ちの某書店の古書目録が来たという情報を昼過ぎにキャッチ、ということはウチにもということですぐさまポストを確認すると、来ていた。二点注文(これは届いたらまたここで紹介します)。*************************池袋に…

文庫

さて、本日から池袋リブロ夏の古本まつりである。注文品もあるが、行きそびれた。そして明日からはと思い込んでいたが、渋谷の東急東横古本市は15日からであった。 明日は池袋に立ち寄ってから、夕方渋谷のシネマヴェーラにて内田吐夢の映画でも観てこようと…

城北展とか

金曜日は城北古書展に行って来た。 その前に、ネットオークションで落札した本。松岡心平「能」(角川叢書)700円が届いていた。ちょっとお勉強用に。しかし角川選書かと思っていたら角川叢書だそう。で、古書展。注文品はない。 といっても、うかうかしてい…

今更ダーガー

渋谷のライズXにて、「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」(監督ジェシカ・ユー、2004)を観る。 アンコールということで、八日まで。うっかり忘れていて、今回のアンコールも見逃すところであった。といっても、今更感が強いが。一寸前までどこかで…

新宿京王大古書市+天井桟敷の映画

さて、今日は都心に映画を観に出たので、映画の前数時間に、取り敢えずという感じで新宿京王の古書市を覗いてみた。 で、まあ買ったのはこんなところ。 たつみ都志「谷崎潤一郎・『関西』の衝撃」和泉書院1500円 本田和子「異文化としての子ども」紀伊國屋書…

我楽多展+暁斎

先日、京都国立博物館(正確にはそこの図録扱いショップ)に注文していた「絵画の冒険者—暁斎 近代へ架ける橋」展の図録が届いた。定価は3500円である。 これをいま、日本の古本屋で検索すると、5000円というのと6000円というのが出てくる。ネットオークショ…