漁書日誌 3.0

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2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

初版本+古書+まど展

おとついだったか、いつもはたいしてめくりもしない某古書店の目録、チラチラ近代文学の所を見ていたら、何故か佐藤春夫がズラリと出ていて、そこに、「病める薔薇」重版凾付3670円というのがあった。おお、重版とはいえ凾付きは欲しい! ということで早速フ…

新刊ではない本三冊

仕事の帰りに新刊書店にて、三冊購入。 トーマス・ド・クインシー「阿片常用者の告白」岩波文庫 同「深き淵よりの嘆息—『阿片常用者の告白』続編」同 増補改訂版「谷崎先生の書簡」中央公論新社ド・クインシーのは、前々からそのうち余裕のあるときにでも、…

狂った日曜日

今日は京橋の国立フィルムセンターでやっている特集「長谷川一夫と衣笠貞之助」で、あの「狂った一頁」(1926)が上映されるのでこれは必ず見に行かなければ、と前々から決めていたのであった。だが雨。 却って雨のせいですいていたらラッキーだな、などと思…

雨の降りそうな土曜日

結局、グズグズとしていたら、神保町のぐろりや会には間に合いそうもなくなってしまった。 昼過ぎ、以前ネット古書店に注文したお勉強用の本が届いた。ゾルガー「美学講義」(玉川大学出版会)である。3500円もした。これはしっかり読まないとなあ。 で、夕…

五反田と恵比寿

本日は五反田古書展。 国会図書館に立ち寄ってから赴く。 閉場15分前に到着。しかし財布の中身が空っぽという事態に気づき、あわてて近所のコンビニにおろしにいったら残り10分しかなく。ザーッと会場を回って買ったのは、ガルブレイス「ゆたかな社会」(岩…

マリーの伝説

今日は新刊書を一冊購入。オーラの素顔 美輪明宏のいきかた作者: 豊田正義出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/06/11メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 28回この商品を含むブログ (15件) を見る評伝である。 どうも伝説ばかりが目に付くような感じだなあ…

パンチ新書

新刊書店で新書二冊。 今橋映子「フォト・リテラシー」中公新書 竹内洋「社会学の名著30」ちくま新書それから古書一冊。 「weekly平凡パンチ」昭和41年8月1日号 500円 まー、平パンは、冒頭のグラビア特集「フシギな男 三島由紀夫」が目当て。平パン読者が選…

金曜日神保町

ちょっと調べモノに国会図書館へ行き、その後、神保町へ出る。 今日は新興展か、まあいいか、ということで図書館を出たのは18時半。神保町に到着したのが19時頃。田村なども既に閉まっている。 で、古書モール。 こんなものを購入。大曲駒村「東京灰燼記…

城南展

城南展最終日の今日、しかも閉場30分前に開場に到着。 注文品はなし。 会場を一回りして時間切れ。買ったものは以下。 谷川義雄「ドキュメンタリー映画の原点 改訂版」日本保育新聞社700円 ボードリヤール「象徴交換と死」ちくま学芸文庫850円 阿刀田高「夢…

メディア都市パリほか

ここのところお勉強用に買った本。 全て古書で。 岩本憲児「サイレントからトーキーへ」森話社 藤井淑禎「不如帰の時代」名古屋大学出版会 山田登世子「メディア都市パリ」青土社 アイザイア・バーリン「ロマン主義講義」岩波書店「サイレントからトーキーへ…