漁書日誌 3.0

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2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

い・け・な・い武智マジック

一昨年、表参道のイメージフォーラムで上映されていた武智鉄二特集だが、その時のものがことごとくDVD発売されたのを知ったのは、もう一ヶ月位前だったか。白日夢(64年) [DVD]出版社/メーカー: 彩プロ発売日: 2007/12/21メディア: DVD クリック: 43回この…

小雨の趣味展

いつものように、国会図書館で調べものをして、ギリギリに古書展会場に駆けつける。都内に出る電車賃をケチって、どうせ出るなら国会で調べモノして……というケチさからこれは出ている。その上ぐうたらで夜型生活者なので、もっと早くに行ってゆっくり会場を…

新書雑書

例えば、今日一寸、繁華街まで用事で出た。 いつもフラッと立ち寄る古書店についでにいってみた。 そしてこういう新書本と文庫本を購入。 大したものではないけれども、しかし、たまに新書には面白いものがある。特に中公新書など。 今回は、この集英社新書…

キャラ枕

尾崎紅葉「伽羅枕」(春陽堂)明治24年10月20日発行。 写真は架蔵の明治35年7月27日印刷の第9版(何故か発行とは書いていない)。 金もなくこれといった拾いものもないので、部屋の本棚より。これ、いつだったか本部会館でやった古書展にて3000円で買ったも…

五反田遊古会

やっていた仕事を途中で打ち切って、この寒い中汗だくでダッシュしてゼエゼエいいながら、残り5分の会場をまわって、買うものすら1冊もなし、という状況でゲンナリ。 本部会館のほうの下町展では、注文品があったのだが、一つも当たらず行かなかった。注文し…

******番外・上演情報

☆三島のユッキー芝居、この春の情報。■「綾の鼓」「道成寺」■ http://www.ryuzanji.com/r-mishima.html *流山児★事務所での初三島らしい。本公演でもやって欲しい。 ■「鹿鳴館」■ http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/0806/index.html *実は新派はかつ…

巴里bon

石井好子「女ひとりの巴里ぐらし」(鱒書房・コバルト叢書)昭和30年8月15日初版発行。 今日、地元の古書店にて購入。200円。 カバー袖の推薦文は三島のユッキー。オムレツ〜もこの人だったか。 著者が1953年5月から翌年までキャバレーで歌っていた頃のこと…

カタイシュー

カタイシュー、花袋集。 ネタがないので「花袋集」です。昨年秋の青空古書市@古書会館にて購入。確か2800円で。 初版は明治41年3月28日発行だが、これは明治41年4月20日発行の3版。そして裸本。「花袋集」、実は「荷風集」のような並製の本かと思い込んでい…

愛書会・フジサワ古書まつり

国会図書館の帰りに(というかホントをいえば、新聞室でまだあれこれ調べモノ途中であったがやむなく途中でやめて、雨の中ダッシュで駆けつけて)古書会館へ。 残り10分というところであったが、急いで棚を見て回る。 が、結局なにも買うものはなし。汗だく…

タルホ新星

ということで、「足穂拾遺物語」(青土社)刊行。 新足穂彗星です。足穂拾遺物語作者: 稲垣足穂出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/03/25メディア: 単行本 クリック: 39回この商品を含むブログ (17件) を見る花切れが金色。黄土色っぽいのではなくメタルな…

蜘蛛の巣古書目録

一人で蜘蛛の巣古書目録と通称している関西の古書目録が今日届いた。 文庫櫂とかが出ている、表紙が蜘蛛の巣の絵のやつ。いやー、何と東文彦・坊城俊民「幼い詩人/夜宴」(小山書店)カバー付きが出ていた! といっても189000円。 さすが珍しいものはそれな…

デコちゃん本

高峰秀子「私のインタビュー」(中央公論社)昭和33年1月25日発行。 真っ黒い本。著者自筆の題字が銀。 何ともシンプルな装幀です。今日、ちょっと繁華街へでたついでにいつも覗いている古書店に立ち寄り購入。700円。内容は、昭和32年に「婦人公論」でやっ…

明治40年1月号「明星」

この「明星」の表紙絵、何とも微妙だなあと思う。 最初見たとき、花輪和一が描いたTACOのCDジャケ画を思わず想起。 これ。 城南展、結局いけなかった。 注文品もないが。そして下町古書展の目録届く。期待せずにパラパラみていると……おお、これは探求書で…

大学の門

先日古書目録で注文した本が早速届いた。 田村泰次郎「大学の門」(イヴニングスター社)昭和23年1月15日発行。初版、カバー、帯付き。2000円。 これは、実は欲しかった本である。 帯の裏表紙面には、 昨年の話題は肉体の門 本年の話題は大学の門 とある。 …

古書目録!

某扶桑書房の目録が届いた。 16時頃か。 ムムムのム、という感じであり、これは、というものは既に売れていた。 で、一点だけ、前々から安かったら欲しいなあというものがあったのでそれを注文。明後日くらいには届くのだろう。 先着順の目録は、正に時間…

リラダン横目に「世路日記」

本日は紙魚の会古書展最終日。 会場には、閉場10分前に到着。注文品は無し。そして、拾うものもなし。折角来て、ひとつも買うものがないというのは、確かに懐が助かるところではあるが、やはり淋しい。 とはいえ、今日は他の用事で神保町に来たのであるし、…